今日は長男が12年間在籍した特別支援学校の進路学習会にお招きいただき、お話しさせていただきました。
リクエストされたのは
「今何をやっておけばいいのか」
「家族や兄弟との関係」
「お母さんが楽になるための方法」
について。
長男が支援学校にいたとき、特に小学部の頃、彼は感覚過敏の大混乱の中にいました。
音、見えるもの、皮膚、気温、わからないことだらけだったんだと思います。
毎日何度もパニックを起こして、家でも学校でもそりゃあもう大変でした。
今と比べると当時は自閉症のこともまだまだわかっていないことも多く、フツーの親である私にはわからないことだらけでお手上げに近い状態でした。
長い時間をかけて、一親として私も学んで来ました。
そして自閉症の支援については当時とはもう別次元でいろんな効果的な方法がちょっとパソコンで調べればわかるようになって来ました。
感覚の問題のことも、コミュニケーションのことも、今だからこそわかることが山のようにあります。
今日のお話は、昔の私に向かって伝えたかったこと。
「こうしておけばもっと楽にできるよ」「あれはこう言う意味なんだよ」「ここがポイントなんだよ」と苦しかった私に教えてあげられたらこんなことが知りたかったと思うことをぎゅっとまとめました。
正直、話したいことが多すぎて、いただいた90分でまとめるのに朝まで格闘(笑)
自分の思い入れの強さを知りました。
終わった後、かなりお子さんが大変だと言う方が数名来てくださって
「モヤモヤしていたものが整理された気がします」
と言ってくださいました。
リアルタイムに当時の長男を知っている進路の先生は終了後私の元に集まってくださった方に
先生「いや、ほんっとうに大変なお子さんだったんですよ!」
参加者「うちも大変ですけど」
先生「いやもう全然違いますって」
私「先生、そこまで言うのはちょっと(笑)」
先生「いやいや、本当ですって(笑)」
と言う会話に(^_^;)
今もまだやらかすときはやらかします。
でも将来が心配だと思われるほど大変な子供だった彼が、落ち着いて楽しく暮らせるようになっていることを感心してくださってるようです(笑)
終了直後「まだまだ家でできることがあるんだね」
と言う声が上がっていたそうで、私の伝えたかったところは伝わったようです。
今日いただいたお花です。カワイイ
「まだ私にはできることがある」と思っていただければ嬉しいです。
ご参加くださった皆様、お招きくださった皆様、ありがとうございました。
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