陰極まりて陽に転ず | タイフルーツ紀行

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色々読んでいると今年の干支、壬辰というのは「陰極まりて陽に転ず」という傾向があるようで、60年前の前回1952年はGHQが廃止され、日本が主権を回復した年だそうです。日本もタイも今年こそは良い年になってほしい。


さて、まだNEW YEARムードのセントラル・ワールドに来てみるとZENが再オープンしてるではありませんか。あの赤服・タクシン支持派による焼き討ちから1年半、まぁあの時は正直「これから内乱状態が数年続くのか」なんて思ったものですが、やっとここまで漕ぎつけたということで象徴的な出来事といっていいでしょうね。


しかしおかしなもので今やその赤服軍団が政権側についてるんですから、去年の洪水対応を見てもやはり容易に世論が二分してしまう危うさをはらんでいる政権。何しろ洪水対応の終盤には「もう自然に任せるしかない」と言い放つような素人政権ですから、何かキッカケがあると・・・という恐さがあります。


日本も「菅政権ほどひどくは無さそう」とはいえ、増税を掲げる今の政権。公約で増税はしないと言ったのに増税しようとしてるのに対し、公約した国会議員数の削減や公務員の人件費2割削減には手をつけない、なんでそんなことが許されるのか。


こうしてみると、日本もタイも為政者が最大の不安要素、「陽に転ず」というほど一筋縄ではいかないような年なのかもしれません。


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