タイフルーツ紀行

タイで出会ったマンゴー・ドリアンなど美味なフルーツたちと農園や市場の様子を紹介、現地情報など


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カズオ・イシグロのこの作品、なかなか読めないでいましたが、今回ようやく病室で読了。

 

空想的で極端な設定でありながら、主人公・キャシーの視点で描かれる細かい場面描写と心理描写がもの凄く緻密でリアル。へールシャムという臓器提供のために育てられた子供たちを教育する施設が本当にあったと信じられるほどです。

 

ここには村上春樹ほどの心地よい文体と都合の良い展開も無いけれど、キャシーの記憶の旅を通じて、人が生きていくことの意味への静かな、しかし重い問いかけがある。

 

しかし、現在まさに病室という特殊な環境にいる自分にとっては心理的にへヴィーな一冊であったことは間違いありません。

 

最終章のトミーの独白、

 

「おれはな、よく川の中の二人を考える。すごく流れが速いんだ。で、その水の中に二人がいる。互いに相手にしがみついている。必死でしがみついてるんだけど、結局、流れが強すぎて、かなわん。最後は手を離して、別々に流される。おれたちって、それと同じだろ?」

 

ここで涙腺が崩壊しました。

 

 

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入院してみると、1日4回の血糖値測定、数日に1回の採血、胸部腹部CT、動脈超音波、尿検査などある中で、毎日誰か見舞に来てくれるので結構忙しいのです。

 

個室とはいえ消灯時間が決まっている中で、入院前に思い描いていた思考の整理や読書などなかなかできていません。

 

「血糖値低下には良い習慣」ということで入院しながらも特例の外出許可で、毎日夕食後の2時間をジムトレーニングとランニングに充てているのも「時間が無い」大きな要因でありますが。

 

 

昨日は有酸素運動ということで久々にレース用のシューズを取り出し、5kmのランニングを実施、目一杯走ったつもりがキロ5分30秒ペースでした。。。3年前にはキロ4分で走れたのになぁ。

 

血糖値の方は投薬の効果があり、上下ジグザグを繰り返しながら平均的に下がって来ていて、予定通りあと1週間で退院できそうな成り行きではありますが、退院後のガチガチにメニュー管理された食生活と薬を飲み続ける生活も気が重い。インスリン注射を逃れているだけで良しとすべきでしょうが。


病室の窓から、晴れた日の夕空は遠くに富士も見えてなかなかのものであります。近隣の民家の紅葉の落ち葉も綺麗に見えます。

 

そういえば早く色づき過ぎて先に枯れて行ってしまうのを病葉(わくらば)というんだった。それを知ったのは好きだったハードボイルド作家・白川道さんが「病葉流れて」を書いたからでした。白川道さんも数年前に死んだんだったな。

 

 

 

 

 

 

 

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血糖値の上昇とインスリンの低下により入院と相成りまして。

 

あれほど打ち込んでいたランニングを3年前に故障で中止してから、リバウンドで好きなものを食べ、飲みまくっていたこと、また仕事柄普通はそんなに食べないドリアン、マンゴーを頻繁に食べ過ぎていることなどが原因か。

 

先週タイにいた時からすでに空腹時血糖値が200を超えていて、すぐに入院を迫られていたわけですが、プミポン国王への献花をしたので日本に戻ってきて入院。

 

 

2週間ほど食事管理と薬の投与をして血糖値、インスリンの推移を見るとのことです。父親がやはり糖尿病で合併症で脚の切断まで行ってるので、遺伝的要素もありこの病気には注意したい。

 

とは言っても、手術をするわけでもなく、寝たきりの病人というわけでも無いので、wifiルーターを持ちこみネットの環境を作って普通に業務をここで行うわけですが。

 

常時何度も読み返してきた本や最近買い込んで読めていなかった本を持ちこみ、夜は精読態勢。

 

さっそくノーベル賞作家があるあたり、ミーハーですな。

 

 

ちなみに今日のお昼はこんな感じで。

 

 

 

 

 

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