こんにちは! 万莉です。
前回の続きで、いよいよ型紙を作ります。
最初の質問では、12.5㎝のぷっくりがま口の型紙で15㎝のぷっくりが作れますか? だったのですが。
12.5cmよりも10cm用の方が、口金のカーブの形が似ているので今回は10cm型紙を使用することにします。
(もちろん、12.5㎝でも同じやり方でマチとボディを直せばできます。)
型紙を1.5倍にコピー機で拡大します。
えらいでかくなりました~。
ちょっと口金の頂上付近のカーブが15センチの方がなだらかだったので、口金をあてて同じカーブにしました。(型紙をカットしています。)
次に、緑色に塗った部分に紐を這わせて採寸します。
採寸結果・・ボディ=約7.5cm、マチ=約18.6cmでした。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ボディは2枚、マチは2枚なので、全体の長さは52.2cm(7.5×2+18.6×2)です。
昨日測った口金は47.2cmでしたので、全体で5cm(52.2-47.2)型紙が大きいです。
全く同じ比率の口金の場合は、4枚で5センチですから1枚当たり1.25cm小さくします。(5÷4=1.25)
ですが。。。
今回全部を均一に短くすると、型紙の横カーブの位置がずれてしまいそう。![]()
このカーブ↑の型紙ををそのままそっくり使いたい。
なので、マチのカーブの位置が変わらないようにします。(ボディの幅を短くすると、マチが中央に寄るのでカーブの位置がずれてしまう。)
伝わっていますか?
つまり、今回の直す型紙はマチだけです。
1枚あたりの短縮の長さは2.5cm(5÷2)ですね。
型紙を中央線で半分に切って作ったほうが左右がいびつになりませんので、中央線から半分に切ります。
型紙を半分にしたので型紙の縫い代側から内側に1,25cm(2.5÷2)短くすればよい。
赤い線のところが1.2㎝内側の線。
実際に作業をするときは、1箇所1.2cm(←削り過ぎないようにするため1.3ではなく、1.2。)小さくすることにします。
ボディの型紙のマチと縫い合わせる部分にひもを這わせて寸法を写し取ります。(測る必要はありません)
その紐を赤い印をつけたところと、そこの頂点に固定し長さを変えないようにマチのラインをとります。
新しく作ったラインでカットして、半分のマチの型紙ができました。
できた型紙を別の紙を使って対称の状態にし、本来のマチとボディの形に戻します。
本来の形になるかどうか、4枚のパーツをセロテープで止めてみましょう。
この時点でうまく合わない場合は、合うように微調整をします。
(開き口寸法だけは変えないでください。)
なんとなく、出来上がりのイメージができてきましたね!
開口部と口金が合ってしまえば、がま口ボディ部分は自由な形でいいのですが、縫い合わせる部分はピッタリと合うよう作ってください。
まとめ。
口金さえはまれば(口金と開口の寸法が合致すれば)、下はどんな形でもOKです。
意外と理屈は簡単でしょ?(作業はかなり面倒ですが・・・><)
覚えてしまえば、好きな口金を使えるようになりますよ~!
頑張ってやってみよう~!(^O^)/
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