★★「がま口作りが初めて」という方のための、接着芯講座。その2「失敗しない芯の貼り方」 | がま口の作り方♪手縫いで作る初めてのがま口【手作り屋万莉】

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こんにちは!がま口の型紙屋さん・万莉です。


昨日の続きで、初心者さん向けの不織布アイロン接着芯の貼り方講座です。


私が通常よく使っている接着芯ダウンでご説明いたします。



【ハンドメイド がま口の作り方!】「世界に1つ」を自分で作ろう!


芯によって若干扱いも違いますので、それは使う芯が変わったときにまた考えてね!


昨日の復習。 一般的な貼り方説明はこんな感じです。↓



接着芯の貼り方

①アイロンはスチームを切り、中温(140~160度)を使います。

②接着面(ザラザラ・キラキラした糊が付いている面)を布の裏面に乗せます。

③アイロン台に布⇒接着芯⇒当て布を置きます。

④中央から外側へ、体重をかけて1箇所当たり10秒アイロンを押します。(滑らしてはいけない!)

⑤全体を満遍なく接着したら、完全に冷めるまで待ちます。


本日はさらに、各項目の注意点について説明して行きたいと思います。(^-^)/音譜

接着芯を貼る前に気をつけること。


布地はたたみシワなどがある場合は、必ず伸ばし、地直しをしておきます。


理由右矢印芯を貼った後では、しわやゆがみが取れなくなります。


アイロンはスチームを切ります。


理由右矢印スチーム機能を使うと芯がより縮むことがあるためです。


アイロンの温度は中温(140~160度)で使います。


理由右矢印温度が低いと糊が溶けず、高すぎると糊が焼けてしまいます。高くても低くても上手く接着できません。


接着面(ザラザラ・キラキラした糊が付いている面)を布の裏面に乗せます。


理由右矢印ザラザラ面には糊がついているので、逆にしてしまうとアイロンに糊が付き大変なことになります。



アイロン台に布⇒接着芯⇒当て布を置きます。


理由右矢印当て布をあてることで、万が一間違って逆に接着芯を置いてしまっても、最悪アイロンにくっつくことはありません。


中央から外側へ、体重をかけて1箇所当たり10秒アイロンを押します。(滑らしてはいけない!)


理由右矢印中央から外へかけるのは、布と芯の間に空気が入ってボコボコになってしまうのを防ぐ為です。


理由2右矢印体重をかけるのは、アイロンで糊を溶かしただけでは芯と布は付かず、はがれてしまう為です。圧力をかけることでシッカリと接着をすることが出来ます。


理由3右矢印滑らせてはいけないのは、布地が伸びたり歪んだりするからです。


全体を満遍なく接着したら、完全に冷めるまで待ちます。

理由右矢印冷めるまでは糊が定着していません。冷める前に動かすと部分はがれの原因になります。


接着芯を貼きれいに貼ることで、美しいがま口が仕上がります。


面倒くさい作業では有りますが、手を抜かず丁寧に貼りましょうね~。ラブラブ


(・・・と自分自身に言い聞かせております。)