こんにちは!万莉です。
急に忙しさの波がきて、ちょっとブログ更新できませんでした。
本日は、ボンドの付け方のコツからの続きです。
前回記事には、沢山の人からコメントでアドバイスいただいていますので、是非参考にしてください。
さて、ボンドが満遍なく口金についたところで、ボディを持ってきます。
口金の中にはこんな感じ↑で、金属の底のほうまで生地がつく状態に差し込みます。
こんな感じで、金属から生地が離れた状態はよくありません。↑
理由は、接着強度も落ちますが、その他に、表布の幅が余りボディにシワがよります。
よく、ご質問いただく「シワがよってしまいますがどうしたらいいですか?」の答えの大部分はこれ。
差込の深度が浅いと生地が余ってしまい、その結果ボディにシワがよるのです。
金属の底(天井?)に生地をくっつける様に押し込みましょう。
その後に、紙ヒモを入れてボンドに蓋をする感じにして、ボンドが硬化すればOK。
紙ヒモは見えるか見えないか位のところにあります。
これも、よく質問されます。
市販のがま口を沢山みてみてくださいね。案外、紙ヒモって手前にあって見えているんです。
勿論、横から見て明らかに見えているのは格好悪いけど、溝を上から見ると、案外手前にあります。
さて、角型の口金を入れるときのコツです。
この角のところは、写真のように斜め上方に向かって押し込むのがコツ。
こうすることで、前面の生地が自然と外側に向かってに引っ張られる感じに伸ばされていきます。
内側だけではなく、外側からもチェックして角を斜め上方に押し込む!!
表から見て生地を両手で左右に引っ張るって伸ばし、シワが無いか点検します。。
ボンドが完全に乾くまでは、パチンと閉じないで口を開けたままにしておきます。
これも案外ポイントなのです。
乾いていないのに口を閉じてしまうと、せっかく奥のほうに押し込んだ生地が下に引っ張られてしまします。
ここは、完全にボンドと金属が接着するまで我慢しましょう。
そして、完全に乾いてから口を閉じた後、左右のバランスを見てみます。
カシメる前なら、納得できなければ引き抜いて、もう一度ボンドを塗る作業からやり直します。
バランスに納得できたら口金のすみを4箇所をカシメて出来上がりです。