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今回は解決策の選択について。
問題点が洗い出せたなら、解決策の検討に移る。
「解決策が分からないから解決出来ないのではなく、
問題が何かが分からないから解決出来ない」
とは誰の言葉だったか。。。
とにかく経験上、問題がきちんと把握できていれば、
解決策はそこまで労なく思いつく。
リーダーとして気をつけるべきは、
決して思い付いた順に解決策を着手してはいけないことだろう。
常に複数の解決策を比較検討し、
最良の選択をしなくてはならない。
その比較検討の手順は下記の通りだ。
1.ともかく解決策を複数洗い出す(最低3つ程度は考える)
2.解決策の結果(効果、コスト、スケジュール)の想定値を計算する。
3.解決策の結果を比較検討し、最良の策を選択する。
特に、比較検討する時は予め確立した判断基準に基づき行う。
効果だけにとらわれたり、
コストだけにとらわれ、
合理的な判断ができないようでは、
やはりブレてしまう。
これは何も、解決策な選択だけの話ではない。
仕事をする上で、様々な判断をする上で同様であるし、
特に他者と合意形成し組織で動くためにも、
非常に役立つポイントなのでお勧めだ。
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