皆さん、こんにちは。
引き続き、遅れています
「WBS=ワールドビジネスサテライト」
放送ログのコーナーです。
この記事が、皆さんの
ビジネスやアイデア発想のヒントとなれば幸いです。
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ワールドビジネスサテライト ６月２０日（金）放送内容
※ こちらのタイトルをクリックすると、WBSの公式サイトに飛び、
放送されたVTRを確認することができます。
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▽ボーナスＵＰ 広がる “ ゆとり消費 ”
ボーナス商戦が本番を迎える中、嗜好（しこう）性が強くちょっと高めを選ぶ“ゆとり消費”が広がりを見せています。高島屋日本橋店では、本格化する中元商戦に向け決起大会が行われました。今年の特徴は高額商品でも消費者の購買意欲が下がらないことです。また、ギフトを贈るだけでなく、自ら消費するために購入する傾向も見られます。ビール市場では各メーカーのプレミアムビールの売れ行きが好調となっています。一方、ビックカメラではボーナス増額で消費者心理にゆとりが生まれていると見て、趣味性の高い商品の販売に注力。アメリカの高級ヘッドホンメーカーのビーツ・エレクトロニクスの専門店を立ち上げました。フィリップスの３万円以上する製麺機も、注目を集めているといいます。さらに旅行業界でも、去年は海外でも比較的近いアジア方面への旅行が人気でしたが、今年はヨーロッパなどの中長距離で単価の高い旅行にシフトしています。
▽【特集】「試着」で攻める販売戦略
（WBS 公式HPに記載がありませんので、別途説明！）
東京・渋谷に初出店したGU。ジーユー 渋谷パルコ店では、来たまま外出OKの試着という新サービスを開始した。ジーユーの柚木治社長は「本当は他のブランドと比べたい、他のブランドの服と合うか見たい」「新しい試着の形を追及」などとサービス開始の理由を語った。当日の営業終了までに戻ることが条件で、試着後の買い取り義務なし。
ジーユーは試着に力を入れている。ジーユー ビックロ新宿東口店では、ワンダークローゼットと名づけた試着室で、友達と一緒に試着も可能。この店舗の一人あたりの購入点数は、2点ほどだが、ワンダークローゼット利用だと、5～7点とより多く買う傾向が見られるという。
東京・池袋でも新たな動きがあった。駅の地下通路沿いに、ネット販売に力を入れるアーバンリサーチが運営する3Dバーチャル試着端末があった。ネットショップが街中に試着室を作るという試み。3Dバーチャル試着システムは自社開発で、設置は一台約2000万円。東京・渋谷区のアーバンリサーチ 東京オフィスで、アーバンリサーチの齊藤悟さんは、「客が求める試着のレベルが少しずつリアル店舗に近づいている」などと話した。今後、駅ナカなど人通りの多い場所に設置を検討し、新規顧客との接点としても期待している。
ドゥクラッセは、昨年度売上高10億円を超え、前年比5割近くの伸びを記録した。東京・千代田区のドゥクラッセ 日比谷シャンテ店の大竹麻里店長は、「本社に行くと（試着が）売上を支えていることを理解できる」と話した。そこで東京・世田谷区のドゥクラッセ本社を尋ねると、事務所の大部分はコールセンターで締められていた。ドゥクラッセは通販・ネットの売上が7割超。オペレーターの会話を聞いてみると、オペレーターが客の希望する商品を試着し始めた。対応された客は「試着してこんな風ですよと言われイメージが湧いてよかった」などと感想を話した。オペレーターによる試着代行はリピーター獲得に繋がっていると見ている。ドゥクラッセカスターマーサービス部の浦谷秀男部長は「対応するときはいつも親友のように対応している」「こういうサービスを提供している会社は少ない、ただカタログで注文を受けるだけのサービスとは完全に差別化できる」などと話した。
取材先
・ドゥクラッセ
・アーバンリサーチ
・ジーユー
▽【The行列】マンゴーかき氷
（WBS 公式HPに記載がありませんので、別途説明！）
4月に日本初上陸をした東京・渋谷（裏原宿）のマンゴーチャチャ。多い日には1日約1000人が来店する。「元カレ」という大きなかき氷を女性3、4人で分けあって食べる。蜜な関係（豪華版）、モテキ（シングル）などの名前の遊びごころが女性に受ける大事な要素なのだという。店では、モテキ（シングル）などシングルサイズのものも取り揃えている。マンゴーチャチャジャパンの宮下美智子社長は、「女性同士が楽しみながら食べるのを見て他のメニューも恋愛チックに面白くした」などと話した。
宮下社長は、飲食店の経営とは別な顔がある。東京・新宿のセドナグローバル社の社長。また、長野県にホテルも所有している。去年、台湾滞在中にマンゴーチャチャ本店の店主と偶然出会い、美味しさに感動した社長は、日本への出店を直談判し任された。原宿店の売上は、台湾本店の年商1億円を超える勢いで伸びているといい、２店舗目の出店を計画中です。
取材先
・マンゴーチャチャ
▽サッポロビール 酒税116円 追加納税
サッポロホールディングスは20日、酒税116億円を自主的に追加納付すると発表しました。原因は、ビール系飲料で最も酒税の安い“第３のビール”として去年発売した「極ＺＥＲＯ」。国税当局から製造方法について問い合わせを受けたサッポロが、社内で検討した結果、“第３のビール”とみなされない可能性があるとして、急きょ製造を中止しました。こうした事態を受けて、サッポロは麦芽を主原料とする“ビール”との差額の酒税116億円を自主的に追加納付しますが、「極ＺＥＲＯ」が第３のビールであるという立場は変えておらず、今後、客観的に立証できた場合には、追加納付した税金の返還を要求する考えです。
▽個人消費 ５ヵ月ぶり上方修正
政府は６月の月例経済報告を発表し、個人消費について、「一部に持ち直しの動きもみられる」として、５ヵ月ぶりに判断を上方修正しました。百貨店やスーパーで消費税増税による反動減の影響が薄れ、家電販売も一部で持ち直していることなどを踏まえました。ただ、全体の基調判断は、「景気は緩やかな回復基調が続いているが、このところ弱い動きもみられる」として、２ヵ月連続で据え置きました。
▽河野談話「韓国と文言調整」
政府はきょう、いわゆる従軍慰安婦問題への旧日本軍の関与を認めた河野談話の検証結果を国会に提出しました。検証結果では、談話を作成する際に韓国政府と水面下で文言の調整をしていたことが明記されています。菅官房長官は談話について「継承するという政府の立場は変わらない」と述べ、見直しの可能性を改めて否定しました。
▽三菱重連合 投資額２割引き上げ
フランスの重電大手アルストムのエネルギー部門の買収をめぐり、三菱重工業とドイツの電機大手・シーメンスは20日、出資額を当初の提案から２割程度引き上げ、82億ユーロ＝およそ１兆1,400億円まで増やし、アルストムに改めて提案したと発表しました。19日に新たな買収案を打ち出したアメリカのＧＥ＝ゼネラル・エレクトリックに対抗するものです。ＧＥの提案についてはアルストムは23日までに審査する方針です。
▽日本向けＸｂｏｘ Ｏｎｅ発表
日本マイクロソフトはきょう、９月に日本で発売予定の家庭用ゲーム機「Ｘｂｏｘ Ｏｎｅ」の日本向け仕様について発表しました。テレビやゲームをしながら、ネット通販やカラオケなどのアプリを立ち上げて同時に楽しむことができます。日本市場での希望小売り価格は、通常モデルが３万9,980円で、競合するソニーの「プレイステーション４」と同じ価格に設定し対抗します。
▽５月のコンビニ売上高 0.8％減
日本フランチャイズチェーン協会がきょう発表した５月の主要コンビニエンスストアの既存店売上高は、１年前に比べ0.8％少ない7,393億円と、２ヵ月連続のマイナスでした。消費増税前のたばこの買い置き需要の反動減が続いているものの、影響は和らぎました。一方、５月は全国的に晴れの日が多く、冷やし麺やアイスクリームなどが好調でした。
▽【トレンドたまご】急速凍結ボックス
【商品名】
未定
【商品の特徴】
食材などを手軽に急速冷凍して新鮮なままの保存を可能にする器具
【企業名】
ＭＡＲＳ Ｃｏｍｐａｎｙ
【住所】
群馬県高崎市問屋町西１－１－２
【価格】
未定
【発売日】
未定
【トレたまキャスター】
相内優香
▽脱“回転売買”へ模索
きょう、大手運用会社の国際投信投資顧問は全国の金融機関向けにセミナーを開催。吉松社長は「投信販売については短期の回転売買を見直す」と異例ともとれる発言をしました。回転売買とは、株などに分散投資する投資信託の売買を短期的に繰り返すことです。実はこの回転売買で、金融機関と投資家の双方が短期的な利益を求めるため、資産形成に必要な長期的な投資の機会を奪っていると批判もあるのです。投資に税金がかからないＮＩＳＡの普及にも、回転売買に象徴される短期的な投資イメージからの脱却が必要だと言います。東京新宿にあるガイアは特定の金融機関と関係を持たない独立系の投資アドバイス会社で、450人、総額135億円の資産のアドバイスをします。目先の成績にとらわれない長期的に安定した運用を勧めます。ガイアの中桐社長は、投資家のすそ野が広がるためには投資アドバイザーの存在が必要になると話します。
▽米 イラクに軍事顧問団派遣
イラクが内戦状態に陥る中、米国のオバマ大統領は最大で300人の軍事顧問団をイラクに派遣すると表明しました。オバマ大統領はこのままではイラクが米国を敵視するテロリストの聖域になりかねないとみて、今回の決断に踏み切りましたが、地上部隊の派遣などは否定しています。オバマ大統領がイラクへの軍事介入をためらう背景には戦争を嫌う国内世論があります。世論調査では国民の74％がイラクへの戦闘部隊の派遣に反対しています。民主党も共和党も世論の反発を恐れてか、軍事介入に消極的です。ただ、このままでは米国を敵視するイスラム過激派の勢力拡大は避けられず、オバマ政権としても何らかの対応を考える必要が出てきそうです。
中継担当：丸紅米国会社 今村卓氏
▽日産 “女性目当て”の新店舗
日産自動車は女性をターゲットにした「レディー・ファースト」という新たな店づくりを始めました。女性向けサービスの取り組みを始めた東京・府中の日産の実験店では、先週改装を終了。店内は、以前よりも展示する車の台数を減らし、女性がくつろげる空間を目指して照明や床の色を変えました。展示する塗装の色見本も女性を意識しています。日産では女性客が新車購入の６割以上を占めていますが、さらに増やすことで、厳しい国内のシェア争いで優位に立ちたい考えです。
▽【WBS×SNS】日本企業が今後、工場を日本に戻すことはあるか？メードインジャパン復活は？
視聴者から「日本企業が今後、工場を日本に戻すことはあるか？メード・イン・ジャパン復活は？」と言う質問が伊藤元重へ寄せられた。伊藤元重は、「日本のものづくりは相変わらず強い」「商品には見えてこない、中に隠れている」などと話した。
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《WBSを観て…》
今回の放送は個人的にとても興味深かった。
まず、特集で取り上げられていた「衣料店の試着戦略」のネタ。
試着の商品を、着たまま外出OKという戦略は、タグなどはどうするのだろうか。という個人的な疑問はあるものの、とても斬新で面白い企画だと思った。
そして、3Dなどを用いたバーチャル試着や、電話オペレーターの代行試着などは、需要もあると思うので今後伸びてきそう。
さらに「THE行列」で紹介されていたかき氷店のエッジが効いている商品名のネタも刺激になった。
商品名はやはり個性的であっていいと再認識する。
どちらも固定概念にとらわれないアイデアの産物。
今後これらのアイデアが市場に受け入れられるのかどうか注視し続けたいと思う。