今年も 2月半ばに新年打ち初め会をいたしました。
新たな年の初めに書初めをされるように、
謡や小鼓も 謡い初め、打ち初めなどをいたします。
日頃は私の謡いに合わせてのお稽古ですが、この日には謡の先生に来ていただいて
小鼓をうつので 内輪だけといえども 皆緊張の面持ちでした。
皆さん それぞれに一生懸命 ご自分のお稽古されている曲をうたれていました。
普段のお稽古ではなかなかわかりませんが、発表会などの節目に
日頃のお稽古の成果が発揮されます。
毎回 皆さんが少しずつでも上達されているのが目に見えてわかります。
なかなか結果が はっきりとした形になるものではないだけに、
自分が上手になってるのかが わからないとおっしゃる方も多いのです。
上記の写真はそれぞれ発表が終わられたあと 全員で「四海波」という
高砂の中のおめでたい一節をうったところです。
一日の終わりにおめでたい曲で締めくくります。
打ち初めの後は皆さん和気あいあいと会食を楽しまれました。