金融危機が引き金となった世界同時株安で各国が公的資金を投入している。
だが、おれは大反対だ!
なぜなら、どの国の公的資金も結局は「国民の財布」から支払われるからだ。
結局、「国民の財布」から支払われる訳だから、それで株価が戻ろうが、国民にとっては「損する」事には変わりない!
国は国民の金庫から持ち出した税金を、経営に失敗した駄目会社に放り込んでいるのだ。
そして、その「われわれの財布から出た税金」で救うのは
「いい加減な経営で世界を混乱させた会社」
と
「その会社のアホな社員と役員の莫大な報酬」
なのだ!
バカな個人投資家や国民は、自分たちの税金で「僅かに値を戻した株価」に喜ぶかもしれない。
だが、最後にその公的資金のツケを回されるのは国民なのである。
ため息、、、
どうしても公的資金を導入するのであれば、上からではなく末端から経済を救う政策をとるべきだ。
何故なら、上からの公的資金の導入なんてシャンパンタワーと同じで、上の者の損失から補填していくだけだからだ。
対策資金が足りないのは、火を見るより明らかだから、期待してはいけない!
その効果は上層のみで、絶対末端まで回らないから!
高額な報酬をもらったままで公的資金に頼る厚顔無恥なダメ経営者を助ける必要なし!
今、駄目なものは、必ずまたダメになるから、助ける必要なし!
金をドブに捨てるような物だね!
おれはここで考えた、
株価が安くなると、
投資家が投資金を引きあげる、
会社の資金繰りが悪化する、
個人の収入が落ちこむ、
消費が冷え込こむ、
だが、これでいいではないか!
会社が儲からず、業績がさらに落ち、株価がまた落ちると言う悪循環を恐れてはならない。
本当はそれでいいからだ!
何故なら、ここで消えて無くなるのは投資や株という幻想を操った「幻想ビジネス」だからだ!
儲かってるときは庶民をバカにし、損したら庶民の税金に泣きつくなんて甘いんだよ!
「とんでもない!」と思うか?
人はみんなそうして仕事と戦い、生きてるんだよ!
では、公的資金を行わないとどうなるか、
株価は下がる、、
すると、
投資家は損をする。
投資家は投資金を引き上げるが、資金を畳の下に隠すわけではないので、銀行に預ける。
不必要な投資会社はつぶれる。
穀物やガソリンの値上げを起こし世界を混乱させた、実体のないマネーゲームは減少する。
投資家は幻想的なマネーゲームから目を覚まし、銀行は、健全な投資を行うようになる。
そして、
株という幻想が生んだ、トウモロコシ、原油価格、ライブドアと言ったような、実体のない金儲けが健全化され、バブルの土地価格と同じように実態以上に価値を持った株式市場は健全な価格帯に落ち着くのである。
それでいいのだ!
必要のない物、市場に合わない物が消えていく、、
それでいいんだ!
それが健全な経済の動きであって、今後もそうならざるを得ないのだ!
これからは実体のない幻想ビジネスは消え、実体のある健全な会社が生き残るべきなのだ。
世界同時安の今だからこそ!
経済システムに試練を与え、考え直し、浄化するべきなのだ!
そんな時代の流れに逆らおうと公的資金を流し込んでも、結局危機は救われないだろうし、根本的な要因は解決されない。
一時的にある支配層の損失が補填されるだけである。
それでもどうしても投資したい方々には言いたい。
今年はめでたいことに日本から3人ものノーベル賞受賞者が出たが、これからは「会社」ではなく「人間」に投資してください。
最後に、
おれが総理なら経済対策はこれだ!
1.公的資金は行わない。
不必要な投資会社や金融機関を淘汰するためだ。
2.消費税を一時的に廃止する
結果それが「末端からの公的資金導入」という事になるのだ。
一部に、何兆円も投入する事と、消費税を無くして税を減らす事は、資金が上から流れるか、下に流れるかの違いだけだ。
上から投入して一部を救うより、全ての人が恩恵を受けられる方が遙かに効果があるはずだ。
それで国民の消費生活を守られるし、企業の収益も守られる。
3.有料道路を無料化する
経済は間違いなく活性化される。