ブルーマーダー | チャウ子のそれでも本を読むのだ

チャウ子のそれでも本を読むのだ

チャウ子のごった煮風500字読書日記
 地味に更新中f^_^

ブルーマーダー/光文社

¥1,680
Amazon.co.jp




今回ご紹介するのは
「ブルーマーダー」
誉田哲也著
光文社刊です★★★




「姫川玲子シリーズ」の最新作です。
もう何作目なのかな?
好きなシリーズです。
玲子は警視庁から池袋署に異動になっています。
池袋って数回しか行ったことないんですけど、
ちょっと怖いというか(偏見)、
新宿をちょっと田舎にした感じ?(失礼)の
イメージです。
今作は池袋を舞台にした作品。
やくざや半グレ(暴走族や外国人)の連続殺人が
起こります。
死体は鎖骨を折られ折りたたまれ‥とこの辺は
誉田さん特有のグロさなのですが、
この死体の特徴から連続殺人事件なのでは
ないかとなります。
一方玲子のかつての部下で恋心を抱いていた
菊田は現在千住署勤務。
同僚と結婚しています。
玲子は菊田の結婚を知らずなんとなく菊田は
どうしているのだろうかと思い出に浸ります。
この2人が再び接点を持ち‥と話は続きます。
他人の恋愛話なんかどうでもいいのですが、
このあたりはなんだかキュンとくるものがあり、
男女の仲は難しいな~と思うのと同時に
こういう恋愛は人間を成長させるのかもしれないなとも。
さて、今回は犯人に感情移入してしまいました。
この犯人かなり好き!
タイトルの「ブルーマーダー」と呼ばれている犯人です。
いろんな組織に裏切られこういう犯罪に走ったわけですが、
今回の事件に携わった仲間(仲間というのはちと違うかな?)
との結び付き方の過程が私は好きでした。
むしろこういう人間の方が出世欲にまみれた
警察の人間よりよっぽどまともなのでは?と思いました。
仲間を平気で売ったりしないしね。



にほんブログ村 <br />本ブログ 読書日記へ


にほんブログ村
  クリックお願いします。
   いつもありがとうございます♪


☆☆☆
 当ブログはテンダラーを応援しています!




☆☆☆
 先週行った清水寺の夜桜。



$チャウ子のそれでも本を読むのだ


$チャウ子のそれでも本を読むのだ


$チャウ子のそれでも本を読むのだ