チャウ子のそれでも本を読むのだ

チャウ子のごった煮風500字読書日記
 地味に更新中f^_^

阪神タイガースとわんこ大好き、

石けんを作るのが好きな

根っからの関西人チャウ子です。

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私の作った石けんです。

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テーマ:
向田理髪店/光文社

¥1,620
Amazon.co.jp



今回ご紹介するのは
「向田理髪店」
奥田英朗著
光文社刊です★★★




北海道の苫沢町で向田理髪店を営む康彦は53歳の
二代目。
夫婦と母とで暮らしています。
子どもは娘と息子がいますが、娘は東京で息子は札幌で
それぞれ仕事をしています。
その息子が突然戻ってきて、康彦の跡を継ぐと宣言します。
苫沢町のモデルは夕張だと思われます。
過疎化が進み、町にいるのは老人ばかりで、若者は皆都会に。
そういう町に帰って来るという息子に康彦の妻の恭子と母は
喜びますが、康彦はそう簡単には喜べません。
連作短編となっており、康彦の周りの苫沢町の人々の話が
それぞれ描かれています。
介護問題や、農家の跡取りの男が中国から嫁を迎えたり、
高校を卒業して苫沢を出て行った女が離婚して、
苫沢に戻りスナックを始めたり、
映画のロケが苫沢で行われたり、
優等生だった男が指名手配犯となったり。
小さな町で普段は特別話題もないことから、
新しく人が来たとか、どこどこの誰がどうなったとかが
とかく噂になります。
私自身は隣近所の噂とかに全く興味を持てない人間で、
正直こんな付き合いは苦手なのですが、
この苫沢町の人々は最初は興味本位で首を突っ込むのですが、
決して悪気はなく、みんなで当事者を心配してしまうという
愛すべき人たちです。
役所には東京の官僚が出向してきており、
苫沢の過疎化の打開策を康彦の息子の和昌たち若者に
提案しますが、康彦は違和感を持ちます。
これはなんとなく私もわかるなという気持ちになりました。
一時のイベントに人を集めたり、注目を浴びたりするのと、
町が未来永劫続くためにはどうすればよいのかというのとは
根本が違うのではないか?
そんなことを考えながら読みました。
奥田さんの小説は現代の地方の問題をうまく掬っていると
感じました。
安定の奥田さん。
面白かったし、読後感もよいです。
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テーマ:
片桐酒店の副業 (角川文庫)/KADOKAWA/角川書店

¥734
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今回ご紹介するのは
「片桐酒店の副業」
徳永圭著
角川文庫です★★




地方の片桐酒店は本業の傍ら、副業として宅配を
やっています。
二代目店主の片桐章は毎日黒いスーツを着て
働いています。
何故、酒屋なのに黒いスーツで仕事をしているのか?
これも謎なのですが、依頼もアイドルに差し入れをや、
子どもが母親に工作物を届けてほしい、
上司に悪意を送りたいなど、とてつもない依頼ばかり。
このように物話は連作短編のように進んでいきます。
丁寧に書かれているし、優しい雰囲気を含んだ小説。
ただ、章が何故黒いスーツを常に着ているのかや
ラストの子どものときに預かった手紙を20歳になったら
自分に届けてほしいという依頼の話は、
迫力に欠けていたような気がしました。
黒いスーツの謎も確かに章にとってはショックな過去かも
しれませんが、
このくらいのことなら乗り越えられるのではないかと
単純に思ったり。
謎を楽しみながら、まったりした気分を味わいたいのなら
楽しめる小説だと思います。
私は酒屋の店番のフサエさんが好きでした。
話としては上司に悪意を送りたいが面白かったかな。
なんだか身につまされるような話で。
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テーマ:
なぜトヨタは税金を払っていなかったのか?/ビジネス社

¥1,080
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今回ご紹介するのは
「なぜトヨタは税金を払っていなかったのか?」
大村大次郎著
ビジネス社刊です★★★




タイトルは「トヨタ」を使っていますけど、
トヨタのみに文句があるという内容ではなく
(本文ではトヨタ、トヨタと連呼されてますけど)、
大企業にモノ申すということです。
内容は
・受取配当の非課税
・研究開発減税
・エコカー補助金
・非正規雇用
・消費税の戻し税
についてです。
これらはすべてトヨタが恩恵を受けたものです。
エコカー補助金もなんか腑に落ちない制度だなと
思ってました。
環境に配慮した制度だというのは建前で
とにかく車を売りたいというのがミエミエだった。
消費税も広く薄く税金を徴収する制度だと言われても、
逆進性は絶対にあるし、何より消費税を導入する前の
物品税でよかったとする大村さんの説は
全くそのとおりだと思う。
日本人は消費税に対して仕方ないと思っているけど、
私はそうは思わない。
物品税もそうだし、何より政治家の数を減らし、
議員報酬を削減するのが先。
今回の本書の大村さんの意見には全面的に賛成する。
ただ、私、実はトヨタの株主です(笑)。
だからがんばってほしいですけどね。
ただ、本書を読んで感じたのは、
トヨタの社員になるより、株主になった方がいいのではないか?
ほんとはもっと賃金を上げるべきだと思うけど
(賃金が上がらないからデフレを脱却できないというのは
そうだと思う)、
現実はどうしても株主の方を向いてやっていかないと
いけないのでしょうね。
これ以上格差が広がらないことを願っていますが。
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