伝わっているようで、意外と届いていない価値の伝え方 | 小さなお店のアナログ販促・集客法

小さなお店のアナログ販促・集客法

ネットが苦手な人でも30日以内に5~50%売上を上げるをお伝えしています

スゴイこだわっているのに、その価値がお客さんに伝わっていない・・・
そういうことって、
ないですか?

例えば、「無農薬野菜」。
今ではスーパーでも結構売られることが増えてきました。
個人的には、すごく価値のある野菜だと思うんです。
・・・ただ、その価値がお客さんにきちんと伝わっているか?
っていうと微妙です。

無農薬野菜の場合だと、「安心・安全」といった言葉が常套文句として使われます。
だけど、「安心」、「安全」という言葉で、その価値が伝わるのか?
っていうと、どうなんでしょう??

すごくこだわって、価値のあることをされている。
しかし、その価値がお客さんに伝わっていない。

・・・もしそうだとしたら、すごくモッタイナイですよね。


では、どうすればその価値はお客さんに伝わるのか?



キレイでしょう。高知から見る太平洋です



先程の「無農薬野菜」を例にしてみます。
知り合いのイチゴ生産者さんから聞いたお話です。

「生産者Yさん、5才の息子さんと一緒によく
 イチゴを収穫してました。
 そんなある日、息子さんが収穫をしながら、なっていたイチゴをその場でパクッと食べたそうなんです。

 すると10分後、息子さんの具合が悪くなった。

 ・・・ゲェゲェ、もどされたそうなんです。
 
 Yさんは、その光景を見てものすごい衝撃を受けた。
 ・・・以来、Yさんは極力農薬を使わないでおこう、と心に決められた。
 特に収穫時期が近づいた時には絶対に止めておこうと。」

こんなお話を聞いたんです。

このYさんのイチゴも農薬を極力使っていないので、いわゆる「安心・安全」のイチゴです。
おそらくスーパーで売られる時には、
「安心・安全のYさんのイチゴ」
って、並べられるんじゃないか、と思います。

・・・ただ、これで価値が伝わるのでしょうか?

さっきお伝えしたような、

「息子さんが食べて、ゲェゲェするのを見たら農薬なんてかけていられないと思った。
 だから、農薬は極力抑えています。」

と伝えるのとどう違うのか?
お客さんが受け取る印象に違いは生まれるのか?
考えておきたいところですね。


極意バナー