第36回 ミーティング | NPO法人TEDIC 公式ブログ「活動報告」

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NPO法人TEDIC(テディック)東日本大震災での被災や、貧困・虐待・ネグレクト・友人関係のつまずきなど様々な事情の中で生きている子ども・若者を、「学習支援」や「フリースクール」、「子ども食堂」などを通じて地域の力で支えるNPOです。

こんにちは。
TEDICの井上です!

今日は第36回ミーティングについてご報告します。


まずは、派遣報告です。
すでに学校が始まっている生徒もいることから、これからの学習の進め方などを話し合いました。
夏休みから新学期へのスタートをチューターとしてサポートしていけたらと思います。

また、今回は、現地の方に移動のお手伝いをしてもらったり、自宅を宿泊先として提供していただいたりと現地の方々の支えで行うことのできた回でした。
この時間を通して、チューター全員がその支えを再確認しました。


生徒の引き継ぎでは、
小学生の時計の計算の教え方について話し合いました。
時計の長針、短針が動いているという意識をどのように持たせるか、時計がどれくらい動いたかをどのように計算するかなど、様々な教え方のなかで生徒に最適なものを選び取ってうまくサポートできればと思います。
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次に行ったディスカッションでは、進路指導についての第一弾として、自分の受けた進路指導について振り返りました。

チューターの受けて来た進路指導の時間には
ひらめき電球職場体験
ひらめき電球進学先を考える時間
ひらめき電球将来の夢を考える時間
などがあったそうです。

そのあと、進路指導であればよかったことをそれぞれ考えました。

次回は、これらを踏まえて、グループで理想の進路指導を考えてプレゼンをします。

経験も校種も異なるチューターたちのグループワーク、どのようなプレゼンになるのか今からとても楽しみです。

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最後に、事務連絡ではうれしいニュースの共有でした。
それは、卒業チューターの菊池さん(ねえさん)より寄付があり、念願のスキャナーを買うことができたことです!
今まで時間のかかっていた生徒情報の
共有が、スキャナーの活用でより早く、正確に行うことができます。
子どもたちの学びをより深められること、彼らの様子をよりしっかりと考えられることをうれしく思います。

ねえさん、本当にありがとうございました!


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それと同時に、卒業したチューターがこのようにチューターでいた時とは違った形でTEDICを支えてくれていることはとてもありがたいことだと思います。

多くの方々からの支えをいつも忘れず、その支えをしっかりと石巻の子どもたちへの学びに変えて行きたいと思います。