自分が縫い始めて、２回目のオーダーキャンペーンでした。
これまで、縫製をお願いしてきたはるみさんには
技術は遠く及ばずも、
自分しか作れないリードもあるんじゃないかなと
思い始めた機会でもありました。
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今回のオーダーは
ラミネートのハート柄。
オーダー４回目のLAMYちゃん
のママ・らみまま さんからでした。
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つくばのフリマで動物愛護団体「アグリ犬猫里親会」 さんに会いました。
LAMYちゃんは、山梨の山の中で捨てられていました。
動物愛護団体さんにレスキューされ、
縁あって、茨城に住むらみままさんのもとへ。
お気づきでしょうか？
てくてくリードの一本だけ、赤い糸にしました。
LAMYちゃんの赤い糸は、一本。
ただ一本だけ繋がってればいいのです。
上りも下りもいりません。
ただ、ただ、らみぱぱさんとらみままさんご夫婦につながっていれば、
それだけでいいのです。
山梨の山の中で
誰かに襲われるでもなく、
無事に保護されたLAMYちゃん。
らみぱぱさん、らみままさんご夫婦に出会うために
生き抜いてきたのだと思います。
てくてくリードの円はピンクゴールド色に。
（統括部長なので、サービスさせていただきました）
ピンクゴールドは、金と胴の合金。
合金で作られた指輪は、サイズ直しができないと聞いたことがあります。
つぎはぎするところの色が変わってしまうかららしいです。
ピンクゴールドのように、
もう二度と、この円（縁）が切れないように。
（てくてくリードのリングは本物のピンクゴールドじゃないですよ）
前に、とあるダックスの飼い主さんに
「どうして、うちの子は捨てられたのだろうと思うときがある」と
コメント欄にコメントを頂いたことがあります。
わたしはこう答えました。
「捨てられたのは、
あなたに出会うためです。
遠回りしただけで、あなたに出会うために
生まれてきたんですよ」
そんなやりとりを
思い出しながら、このリードを縫いました。
「私も最初はラミーを捨てた元飼い主を恨んでました。
でも今は、
「捨ててくれてありがとう」って思うのと
同時に「こんな宝物を自ら手放すなんて気の毒だ」って思います。
もちろん捨てたって行為は
どんな理由があっても許されるものじゃないですけどね」
と、らみままさん。
リードは飼い主とわんこを繋ぐ「絆」
だからこそ、使う飼い主さんとわんこの物語をのせて、
リード作りをしてみました。
デザインや色によって
できることは
かなり制限されてしまうけれど、
「RUMKAだから作れるリード」に
挑戦していきたいなと思っています。
らみままさん、ありがとうございました。
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