先週末から体調を崩し、今日はやっと平熱に戻ったが、かなりだるい。

さて、そんな間にゆうパックの遅延問題が世間を騒がせている。こんなもの、おこるべくしておこったものである。

・業務を円滑に行うための情報システムが統合されていなかったこと
・両方の情報システムを併存させたが、トレーニングが不十分だったこと
・業務の繁忙期であったこと
・配送特有の事情だろうけれど、夏であること。


統合の話を聞いたとき「なんでこの時期なのかな?」という懸念はあった。というのも、新しい情報システムを稼働させるのにはリスクが高いため、閑散期に行うのが定石だからだ。

話を見てみると、情報システムではなく、人力で対応しようとしていたという・・。それなら、別に統合する意味ないのでは?と意見したくなる。
※通常、こんな表現の場合「穿った見方」と表現されることが多いが、穿つ、とは(正確に)穴を開ける、というのが本来の意味である。現在よく使われているのは誤用である。

今回のような遅配があれば、生鮮食品を扱う業者は別の配送業者に流れる。私なんぞはこういうつまらない計画を立てる会社には資金を提供したくないため、絶対に利用しない。

さて、ゆうパック。ヘマを取り返せるか。このまま淘汰されるか。企業のトップセールスで広げていくようなことがない限りは、極めて後者に近いのではないだろうか、と思う。


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