「ダウン・ツ・ヘヴン」3作目☆ | 本の話がメインのつもり

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気まぐれに選んだ本を読みながら、何となく見つけたジャンクな菓子ばかり食べます。

ダウン・ツ・ヘヴン―Down to Heaven/森 博嗣

戦闘シーン(また……):ワクワクワクワクワクワクワクワクワクワク /5

ストーリーに動き:驚驚驚 /5

クサナギのテンション:あーあったか気分あーワクワクぬるい!


いよいよ3作目森博嗣さんの「スカイクロラ」シリーズ、

「ダウン・ツ・ヘヴン」です。


前作レビュー:①「スカイ・クロラ」 ・②「ナ・バ・テア



"僕"ことクサナギは桜城と2機で5機の戦闘機を相手にしていた。

桜城は撃墜され、相手も残り1機となったところを追いつめる。

ところが予想外の攻撃を受けクサナギは首の後ろに軽い怪我を

負ってしまう。


たいした怪我でもなかったのに入院させられてしまったクサナギは

それをきっかけに会社から空を飛ぶ以外の仕事を期待されるようになる。



前作と印象は変わらず、静かでキレイ。

あまり意味の通るストーリーは期待していなかったので、

すこし状況が動いているのに逆にびっくりです。

ちゃんと話が進んでるじゃないですか。

すっかりこの雰囲気を楽しむものなんだと思い込んでました。

しつこいですが、戦闘シーンが大好きです。

今回のラスト数十ページは大興奮でした☆


「スカイ・クロラ」で主役だったカンナミくんも登場して

さらに謎が深まっています。


そしてクサナギさんの「空」と「陸」のテンションの違いが

分かりやすすぎてちょっと面白い。

まるで私の仕事「ON」「OFF」のようです(^^;)

どちらのテンションが高いのかはご想像にお任せします。

「陸」にいるときのクサナギさんはひたすら空の事を考えるか

何かの妄想をしています。

私も仕事中はひたすらお菓子やら旅やら本やらのことを

考え何かの妄想をしています。


「ナ・バ・テア」では感情の波があまりなく感じたクサナギさんも

今回は結構はしゃいだり荒れたりして人間らしい印象がありました。

どうなっちゃうのかな。

次回も楽しみです。