「ナ・バ・テア」”スカイ・クロラ 2”です | 本の話がメインのつもり

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気まぐれに選んだ本を読みながら、何となく見つけたジャンクな菓子ばかり食べます。

ナ・バ・テア/森 博嗣

やっぱり空中戦!:ワクワクワクワクワクワクワクワク /5

この雰囲気好き:好好好好好 /5

ちょっと切ない:かなしいねかなしいね /5



「スカイ・クロラ」 のシリーズ2作目、森博嗣さんの「ナ・バ・テア」を

読みました。



”僕”は初日から憧れていたティーチャと組んで戦闘機で戦った。

しかし1機を撃墜したものの気付かないうちに被弾していたのだ。


初日は悔しい思いをしたものの”僕”の実力は次第に

会社で認められ、やがてティーチャに次いでナンバーツーの

パイロットとなる。


やがて乗り慣れた「散香」の最新型も導入されて好調だった

”僕”だったが、同じ女性であるパイロット比嘉澤が
ティーチャに近付くのがなぜかおもしろくなかった。



少し間が空きましたが第二作目読みました☆


やっぱり空中戦の様子が好きです。

詩的な表現とメカニカルな表現が一体、

これって結構カッコイイ☆


「スカイ・クロラ」に続きやはりこれも

とても「静か」に”僕”ことクサナギの目線で語られています。


これはキルドレの性質から来るものなのか森さんが

そういう作家さんなのか他作品をまともに読んだことが

ないので分かりません。

この独特の静けさ、好きです。


撃墜された仲間たちも次から次へと忘れられていってしまう。

消えるようにいなくなってしまうのがなかなか切なかったです。


「スカイ・クロラ」の過去の話ということで

聞いた名前がいろいろ出ていますが、謎が深まったばかり

でした。

とても続きが気になります。


記憶力が危ないのであまり間を空けないように読みたいと思います(^^;)