ブログ版【就職力】。
Vol.2、村上亮子さんの第2回目です。
受けた会社は1社のみ。競争率は300倍。
いかにも村上さんらしいストレートさと迷いのなさを感じます。
第一回目はこちら 。
■私、ただ楽しいだけじゃ、全然楽しくないんですよ。
ーーー倍率すごかったみたいですね。
村上◆はい、かなりの競争率で(笑)。
ーーー編集のキャリアがないですが、どうアピールしたんですか?
村上◆うーん。社長がおっしゃってたのは、「今までにないタイプの人間だ」と(笑)。けっこうキャリア志向っていうか、そういうのが珍しいって言われて。バリバリのキャリアウーマンみたいなのが、志望者には今までいなかったみたいです。
ーーーご自分ではどう思います?そんなにキャリア志向が強いとは思ってなかったのですが(笑)。
村上◆そうなんですか(笑)。私、超仕事人間ですよ(笑)。
ーーーいや、仕事が好きなのは分かるような気がします。それよりもその上昇志向の源はどこから?
村上◆たぶん小学生の頃やっていたバスケットですね。当時、小学生なりに頑張ってレギュラー取るじゃないですか。元々持ってるモノとかじゃなく、自分の努力で結果を出すっていうとこが一番楽しいと思ってたんです。私、ただ楽しいだけじゃ、全然楽しくないんですよ。
遊ぶことももちろん楽しいですけど、やっぱり努力したり苦しい思いをしたり、やっと手に入れることができるモノじゃないと何かつまんないんですよね。
ーーー応募したのがその1社だけということですが?
村上◆そうですね。最初にもうそこしか受けない、「私は受かる!」って決めてました(笑)。もちろん数多く受ける人もいると思うんですけど、まず一回、ホントにこれに自分の全てを注いで受かろうと思って。まぁ、そこ落ちたらかなり、いっぱい受けないとダメだと思ってましたけど(笑)。
ーーーそれが見事に成功して、良かったですね。自信や手応えはあったんですか?
村上◆今思えば、しっかり準備しておいて良かったと思います。
面接の時に、自分の経歴の中から学び取ったものを全部ピックアップして、「これは編集に活かせます」ってことは明確に示しましたね。限られた時間で伝えなきゃいけないので、面接用の台本を作ったりもしました(笑)。
ーーー前職はマーケティング、営業の経験がありますが、この経験は活かせそうですか?
村上◆そう思います。
面接の台本も営業時代のトークスクリプトを基に作りましたし。私は、別に業種は違っても仕事のテンプレートっていうか学習の仕方、そういうのは何でも同じだと思っているので。
今までの経験を全部凝縮して、いい本をつくり、いい仕事をやっていきたいですね。
今回はこの辺で。
次回に続きます!