「くっ…!」
すぐさまほむらがそれを追う。
さやかやマミが気がついた時には、ほむらはビルの屋上にまで跳躍し、
銃を構えながら突出したが、
「…!」
黒マントは既にビルの屋上から屋上へと渡り、遥か彼方へまで逃亡していた。
「スピードも強化されている…あれが、ジュエルシードの力…」、
「怪人・黒マント…ジュエルシードが絡んでいるとなると、
このまま放置するわけには行かなくなったな。明日、なのは君に連絡を取ろう」
「そうですね。それにしても驚いたわ、美樹さんが魔法少女になっているなんて」
「へへへ、今しがたなったばかりの新米なんで、よろしくお願いします、マミさん!」