抵当権、根抵当権って? | 3分でわかる!会計事務所スタッフ必読ブログ

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こんにちは!税理士の高山弥生です。

 

 

不動産を購入するために金融機関からお金を借りると

大抵くっついてくるのがこの「抵当権」。

 

債務者がお金を返してくれないときのための担保だろう、

というのは薄々わかりますが、イマイチはっきりしない方も多いのでは。

 

 

質権と比較するとわかりやすいです。

 

 

質権はお金を返し終わるまで、債権者がモノを占有します。

債務者はお金を返し終わるとモノを返してもらえます。

イメージしやすいのは質屋さんですね。

 

 

「抵当権」は担保物を債務者が使用した状態のままでOK。

ここが質権と違います。

抵当権はたいてい登記します。

 

 

「根抵当権」って?

 

 

抵当権は一度返したらそれでおしまい。

また借りたいときは新たに抵当権設定をします。

 

ちょこちょこ借りる場合、面倒です。

 

 

そこで生まれたのが根抵当権。

 

「極度額」と呼ばれる、

金融機関から借りられるお金の上限を決めておき、

 

その範囲内であれば

何度借りたり返したりしても抵当権は維持されます。

 

担保とされたモノを使い続けてOK、いつでも借りられる。

根抵当は便利なのです。

 

 

 

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