とらや分店@黒磯
栃木遠征2軒目。「とらや分店」に訪問しました。
こちらとらや分店は、全国区で有名な白河ラーメンの名店
「とら食堂」初の分店として暖簾分けを許した、とら食堂出身者第1号店となる。
那須塩原市は栃木県でありながら福島県は白河市と隣接しているため、福島県のご当地白河ラーメンが根付いている地域でもあります。
本場の白河市ではなく、那須塩原にとら食堂初の分店があるならばと今回訪れてみた。
お店の場所は黒磯駅西口から徒歩35分ほど。一本道を本当にここを曲がるんかい!?とマジで突っ込みたくなる一本横に入った、周りは木に覆われている道を進んで行くとある。
駅から徒歩でも頑張れば行ける距離ですが、店前と周りに15台分の駐車スペースがあるので車でのアクセスが1番良いね。
しかし、場所が分かりづらい立地なのに続々とお客は入り駐車場はほぼ満車状態だった。その中に島根ナンバーがいたのには驚いたね~(°д°;)
店内はやや年季が入った家屋に地方にありそうな広々とした造り。厨房前にカウンター8席もあるが、4人掛けテーブル席と座敷席がメイン。
ご主人とホール兼調理補助女性スタッフ2人の3人体制で切り盛り。
意外だったのが、ご主人はロック好きっぽくTシャツはハイスタ風のバンTを着BGMも洋楽ロックが静かにかかっていた。壁にもステッカーかポスターのようなものが貼られ、多分とら食堂出身者の店では1番ロックテイストが出てる店ではないかと(^_^;)
メニューはこんな感じ。
主なメニューは、手打中華650円・ワンタンメ ン800円・チャーシューメン850円・チャーシューワンタンメン1000円・ゴマタンメン800円・チャーシューゴマタンメン 1000円・各種小盛-150円・各種大盛+150円・焼き餃子(3コ)200円、(6コ)400円・ライス小100円・ライス並150円(各ライス餃子注文の方は-50円引き)・チャーシュー丼350円・ピリ辛チャーシュー丼350円。
とら食堂直伝醤油味の手打ち中華を筆頭にワンタンメンなど白河ラーメン王道のメニュー構成に、オリジナルの野菜がたっぷり入ったピリ辛ごまみそ風味のゴマタンメンがある。
さらにとら食堂にはない焼き餃子やチャーシュー丼などのサイドメニューも揃っていて、テイクアウトの餃子やチャーハンセットも用意されている。
会計はレジにて後会計制。
卓上調味料は醤油・酢・ラー油・テーブルコショー・S&Bブラックペッパー(パウダー)。
とら食堂と同じく刻み玉ネギも常備。
注文したのは「ワンタンメン(小盛)」\650
予想以上に「前記事」
で食べた2杯が効いておりチャーシューワンタンメンを食べたかったが、まだまだこの先もあるので無理せずワンタンメンを小盛で。
スープは白河ラーメンの基本となる鶏油が浮いた鶏ガラベースの動物系に、醤油が立ったお馴染みのスッキリ醤油スープ。。
一見シンプルな鶏ガラ醤油スープな表立ちだが、鶏の旨味はよく出てまろやかでコクをプラスしてる鶏油といい出汁のボディは厚め。
かなりスッキリした口当たりだけど、醤油がしっかりと立っているし物足りなさなどは皆無。
十分美味しいと言える醤油スープです。
麺は青竹手打ちの中太縮れ。麺が今まで食べてきた白河ラーメンとは少し異なる印象をもち、ザラッとした麺肌やピロピロした食感はあまりなく、よく茹でられたストレート麺のようなもっちりした食感でした。
混んでいたけど、やや提供までに時間が掛かっていたのでよく麺を茹でてるのではないでしょうか。
ちなみに小盛りでも十分な量が入っていた。
具はチャーシュー2枚・味玉(半分)・ナルト・カイワレ・海苔・微塵切りネギ。
ピンク色のチャーシューはほんのりスモーキーの、柔らかめの歯ごたえで噛みしめて旨味が広がっていくタイプ。
ワンタンは餡少なめの皮を楽しむタイプ。ちゅるんとした喉越しの皮はやや厚みがあってウマい!
後半は刻み玉ネギを投入し、シャリシャリした食感がアクセントになりこの醤油スープに合いますね。
まだこの時点で本家のとら食堂は未食だった為比べることはできなかったけど、他の弟子の店同様王道の白河ラーメンを忠実に再現してるという印象。
私の今まで食べてきたとら食堂出身店の中ではメニューも含め、個性があるお店で実に好みな1杯だった。
とらや分店
栃木県那須塩原市上厚崎439-5
0287-63-0098
11時~15時(材料無くなり次第終了)
火曜定休日