平成27年10月分読書メーターまとめ | たてつのゲームプレイ&読書日記

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ゲームや本について、ゆるゆると書いています。最近は「いけにえと雪のセツナ」のプレイ日記を書いてます。

今回は、平成27年10月分の読書メーターまとめです。

また狙ったわけではないのに、10月に10冊と、月数分の本を読んでいましたね。

果たして11月に11冊読めるのか。

まあ、多分無理ですね(^^;)。

さて、ここ数ヶ月、結構本を読めているのは、私の現在の流行が読書だからです。
何となく周期的に、ひたすら本を読みたくなるときもあれば、ゲームをやりたくなったり、海外ドラマを見たくなったりするのです。
たまたまここ何ヶ月が読書ブームなだけなんですね。

その分ゲームプレイ時間が減ってきましたが・・・(^^;)。
ゲームプレイの更新が遅くてすみません(>_<)。

2015年10月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:3004ページ
ナイス数:56ナイス

封神裁判 (電撃文庫)封神裁判 (電撃文庫)感想
古今東西の神様が住む世界で主人公が新米弁護神(士)として裁判に臨み事件を解決するという話です。ファンタジーな設定が事件解決や裁判に活かされていてとても面白かったです。ミステリ要素もあり、この世界設定ならではとはいえ、ちゃんと謎解きをしてくれるのは良かったです。 続編もぜひ読みたいと思いました。
読了日:10月5日 著者:多宇部貞人
遺跡発掘師は笑わない 出雲王のみささぎ (角川文庫)遺跡発掘師は笑わない 出雲王のみささぎ (角川文庫)感想
遺跡発掘師シリーズの第2弾です。表紙のイラストは、第1弾未読者にとってはある意味ネタバレのような気がしますが、展開通りと言えばその通りなので良いのでしょう。 前作もそうでしたが、読み進めていくうちに事件の全容が見えてくるという展開は色々な点が結び付いてくれば面白くなるのですが、それまでは読み進めるスピードがやや遅くなってしまいます。 第2弾になって、萌絵、無量、忍の3人の掛け合いが楽しくなってきました。第3弾も刊行済みのようなので、読もうと思います。
読了日:10月7日 著者:桑原水菜
0能者ミナト (9) (メディアワークス文庫)0能者ミナト (9) (メディアワークス文庫)感想
今回は長編1本で、ダイダラボッチの話です。怪異の大きさが文章から伝わってきましたし、発生が全国規模なので、何ともスケールが大きいと思いました。相変わらず話のテンポが良いのと、この巨大な怪異にどう対処するのか気になって、一気に読んでしまいました。 沙耶とユウキは、その筋では結構な有名人だったのですね。2人の能力の高さを考えれば当たり前なのかもしれませんが。ユウキが、自分は実は大事にされていたのかも、と思ったシーンが、何とも可愛いなと思いつつ、ユウキが成長しているところが感じられて良かったです。
読了日:10月9日 著者:葉山透
うちの執事が言うことには (5) (角川文庫)うちの執事が言うことには (5) (角川文庫)感想
真一郎さんの過去話があり、5作目ですが、飽きさせないものでした。 花頴はこれまで烏丸家の当主であろうと頑張ってきましたが、これからは花頴自身の人として成長するために頑張っていく姿が見られると思うと次も楽しみです。 花頴が成長するとともに、きっと衣更月の成長していくのでしょうね。完璧超人のように見えますが、鳳という偉大すぎる先輩から見れば、まだまだ衣更月にも伸びしろはありますから。
読了日:10月10日 著者:高里椎奈
掟上今日子の遺言書掟上今日子の遺言書感想
毎度のことながら、表紙の今日子さんが素敵です。 遺言書というタイトルからドキっとしたのですが、読んでみて、そういうことでしたか。 謎解きのところは、勢いでみたいなところはありましたが、今作はそれよりも今日子さんと厄介くんの調査がメインなのでしょう。ドラマ化に合わせてと、いったところでしょうか。
読了日:10月17日 著者:西尾維新,VOFAN
その可能性はすでに考えた (講談社ノベルス)その可能性はすでに考えた (講談社ノベルス)感想
不可能殺人をいかにして行ったかを推理するのではなく、それはもう人間が行ったことではない、奇跡だということを証明するため、あらゆる推理を否定していく、というスタイルが新鮮でした。 奇跡だと言う探偵に対して、推理を持ちかけてくる人々の動機やキャラクタが面白くて、ここまで現実味がないのが逆に楽しくなってしまいました。 上苙探偵の奇跡証明はシリーズ化もできそうなので、ぜひ続編を出してもらいたいです。
読了日:10月18日 著者:井上真偽
櫻子さんの足下には死体が埋まっている (角川文庫)櫻子さんの足下には死体が埋まっている (角川文庫)感想
櫻子さんが骨から謎を推理していくというイメージを持っていたのですが、想像していたよりかは推理小説っぽいものではありませんでした。おそらく櫻子さんや正太郎くんのキャラクタを楽しむ作品のようで、いかにこの2人を好きになれるかで作品の好みが分かれそうです。 1作目を読む限りは微妙な感じでした。推理小説として期待していた分もあるかもしれませんが。
読了日:10月19日 著者:太田紫織
灰燼のカルシェール What a beautiful sanctuary (星海社文庫)灰燼のカルシェール What a beautiful sanctuary (星海社文庫)感想
終末感漂う雰囲気が何とも良くて、一気に読んでしまいました。 独特な文章と雰囲気なので人を選ぶものだと思いますが、私は好きです。 同じスチームパンクシリーズの紫影のソナーニルが好きな方にはオススメですし、反対にこの作品の世界観が好きな方にはゲームもオススメです。
読了日:10月22日 著者:桜井光
終わりのセラフ1 一瀬グレン、16歳の破滅 (講談社ラノベ文庫)終わりのセラフ1 一瀬グレン、16歳の破滅 (講談社ラノベ文庫)感想
漫画の原作小説かと思って読んでみましたら、漫画とは別の時代の話でした。漫画未読でも楽しめる内容です。 最終的な目的のため、自分を抑える一瀬グレンが格好良いですね。そんな主を支えるべく頑張る小百合と時雨の2人の従者も可愛いです。 ライトノベルらしく、展開が大変早いですが、読みやすい文章なので追いつくことができました。漫画の方も読んでみたいと思いました。
読了日:10月25日 著者:鏡貴也
清らかな煉獄 霊媒探偵アーネスト (講談社ノベルス)清らかな煉獄 霊媒探偵アーネスト (講談社ノベルス)感想
登場人物が読み進めていくうちに増えていき、それらの人たちの関係がバラバラのようでいて、実は繋がっていく過程が面白かったですが、前作も少々気になりましたが、アルグライト家の呪い的なものは物語の本筋とは別物のように感じられました。 ミステリとして十分に面白いのに、本体の話にアーネストと三神の関係が後から付けたような感じがあって違和感がありました。 3作目も出ているようで、アーネストがシリーズキャラクタである限り外せない要素なのでしょうね。
読了日:10月28日 著者:風森章羽

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