第29節以降のJ2ボトムズについて考えてみました。 | たたみすとの日常

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 こんにちは。
 現在、FC町田ゼルビアの勝ち点は41。順位こそ8位ですが、自動残留となる20位以上を確保するために必要とされる…安全圏とも言うべき、平均勝ち点1.0を超える勝ち点42まで、なかなかたどり着けません。さらに、首位・北海道コンサドーレ札幌との勝ち点差(21)よりも、最下位のギラヴァンツ北九州との勝ち点差(17)の方が近くなってきてしまいました。このまま勝てないでいると、J2残留が危うくなってしまうのではないかと不安をお持ちの方もいらっしゃうことと思われます。そこで、今日は、J2に降格制度が出来た2012年以降の、第29節終了時のボトムズと、その後の展開について振り返り、残留ラインについても考えてみたいと思います。



 実は、2012年からの4シーズンで、第29節終了時に最下位だったチームが、そのまま最下位になったのは2014年のカターレ富山の1度だけ。もっとも、この年は、最下位のカターレ富山が29試合で勝ち点10。21位のカマタマーレ讃岐の勝ち点20と、この2チームが大きく出遅れていました。
 2012年は、FC町田ゼルビアがジェフユナイテッド千葉と徳島ヴォルティスに連勝して再開を脱出。この時点での最下位はカターレ富山でした。しかし、その後のカターレ富山は13試合で6勝。21位のFC岐阜と、FC町田ゼルビアは、勝ち星一つの差となりました。、FC町田ゼルビアは自動降格。JFL2位のAC長野パルセイロがJ2ライセンスを有してしなかったので、FC岐阜は入替戦も逃れました。
 2013年は、第29節を終えた段階で勝ち点3差の中に3チームという混戦でしたが、21位のガイナーレ鳥取が、第29節から指揮を執った前田浩二監督(強化部長兼任)が1勝も出きず最下位。しかし、JFL優勝が、J2ライセンスを有さないAC長野パルセイロだったため、カマタマーレ讃岐との入替戦に回り、新設されたJ3に降格しました。
 2014年は、21位・カマタマーレ讃岐と最下位・カターレ富山が共に逆独走。20位・東京ヴェルディも厳しい状況でしたが、こと降格圏に関しては、無風のまま終わりました。
 2015年は、第29節終了時点では、1試合消化が少なかったとはいえ、最下位で厳し状況にありました。しかし、FC岐阜はここからの14試合で勝ち点20を稼いでボトムズから離脱。逆に、20位で、この時点で勝ち点30だった栃木SCが、このあと0勝5分8敗で最下位となりました。大分トリニータに関してはご存知の通り。
 今回のJ2降格圏に関しては、例年よりも勝ち点の水準が高くなるのではないかと言われていますが、最下位なりブービーなりになるのは、ここからの13試合で、勢いが出ないチームだと思われます。そうすると、やはり39、40あたりが残留ラインになりそうな気がしますね。
 それにしても、現在のJ2・18位・モンテディオ山形、19位・カマタマーレ讃岐は、昨年の最下位・栃木SCの勝ち点と一緒なんですよね。この先、下位のチームが上がって来ると、この辺りまでは苦しいのではないでしょうか?。
 今度の日曜日、野津田に迎えるザスパクサツ群馬は、ここ5試合で4勝して、見事にJ2ボトムズから離脱しました。まだまだ、残留争いについては予断を許さない状況です。我々も、決して安心はできません。残り13試合。コツコツと、勝ち点を積み重ねて行きたいですね。
 

今日も、
お読みくださいまして
ありがとうございました。
J2残留への安全圏と言われている
勝ち点42まで、あと一つ。
次の野津田で、
ぜひ決めちゃいましょう!。