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仕事もサポーター活動も一生懸命。老舗畳店四代目の雑記帳。

 こんばんは。

 今朝のニッカン・アネックスの記事は、あちこちで話題になっていますんで、いまさら感がなくはないんですけど、適当な事を云うな、と、言うなら言うなりに、根拠がなくてはいけないと思ったんで、検証してみました。まずは、件(くだん)の記事です。


 【C大阪復帰の柿谷に“追い風” 開幕戦は昇格の町田】

J1第1節 C大阪―町田 (2月28日 町田) 《原文ママ。J1じぇねえし…笑》

 J2C大阪に復帰したFW柿谷が13日、此花区で連日のトレーニング。

 欧州挑戦を一時断念して古巣のJ1昇格のために戻ってきたストライカーは、MF扇原らとランニングして17日のチーム始動に備えた~中略~唯一の不安要素が、バーゼル所属中の1年半で出場機会に恵まれなかったブランク。

しかし開幕戦がJ3から昇格の町田に決まり、

2節以降も水戸や群馬などと対戦する。与しやすい相手との連戦で感覚を取り戻し、エースの輝きを取り戻す。 (スポニチの記事より)

 セレッソ大阪とFC町田ゼルビアの対戦は、かつて一度もありません。現在の接点といえば、2013~14年に在籍した白谷建人選手が、アカデミーのコーチをさいていることでしょうか。白谷さんはセレッソ大阪ユース出身です。

 2節以降の、“与しやすい相手”である水戸ホーリーホックと、ザスパクサツ群馬、さらに、2015年シーズンのJ2昇格チームであったツエーゲン金沢との試合結果がこちらです。



 勝ってねえじゃん!・苦笑。

 もっとも、セレッソ大阪は、水戸ホーリーホックとは10勝3分3敗であり、ザスパクサツ群馬とは8勝1分3敗。確かに相性は良い…いや、良かった。ツエーゲン金沢に対しては、後半戦で2勝しか出来なかったうちの1勝がセレッソ大阪。セレッソ大阪にとって、J2昇格チームは、決して与しやすい相手ではなかったのではないでしょうか?。 

 あっ。与しやすいってのは、柿谷曜一朗選手、個人の話だったのか…と、一部ではありますが、柿谷選手個人の対戦相手との相性を調べてみました。



 柿谷選手が、Jリーグのチームで最もゴールを決めた相手はサガン鳥栖で4点。試合数は少ないけれど、最も得意としてそうなのが、横浜F・マリノスで、4試合の出場で3ゴールを決めています。

 問題のザスパクサツ群馬と、水戸ホーリーホックに関しては、セレッソ大阪と徳島ヴォルティスで試合出場していますが、それぞれ9試合で2点と10試合で2点。柿谷曜一朗選手の実力をもってすれば、この程度は当たり前。決して与しやすい相手とは言えないのではないのでしょうか?。

 FC町田ゼルビアは、2015年シーズンはJ3リーグで2位。大分トリニータとの入替戦を経て、J2に昇格しました。つまりはJ2での序列は最下位。与しやすい相手と見なされるのは、まあ、仕方のないことでしょう。しかし、なんの根拠もなく、水戸ホーリーホックとザスパクサツ群馬まで見下すとはどういうことでしょう?。見下してはないか・笑。

 C町田ゼルビアは、柿谷選手からすれば名前も知らないチームかも知れません。しかし、2月28日(日)は、イヤというほど名前を頭に刻み込むことになるでしょう…いや、してやろうじゃありませんか!。