昨日、クライマックス・シリーズ、ファイナル・ステージで、3連敗からの3連勝で日本シリーズ出場を決定した巨人の原辰徳監督は、中日に3連敗を喫した後、徳俵に乗っている状態と言っていました。徳俵とは、相撲用語です。土俵というのは正確な円ではなく、四か所に円からはみだす形で徳俵が置かれており、押し出されそうになりながらも、そこで足を踏ん張って残すことを、徳俵に踏みとどまるというのです。つまり、負けそうだけど負けている訳ではない。体勢を立て直して反撃に転じることも出来る。そこが徳俵なのです。そういう意味では、後がないところから3連勝した巨人と、残り3戦を全勝すれば残留の可能性が高いFC町田ゼルビアとは、ちょっとした共通点がある訳です。もっとも、巨人はセ・リーグをダントツで制して来た訳ではありますけどね・苦笑。
【FC岐阜の残り3試合】
2008年にJ2に昇格したFC岐阜の、残り3試合について調べてみました。戦績は以下の通りです。
2008年
第42節H×0-1横浜FC 第44節×第45節○
2009年
第49節H×2-4札幌 第50節×第51節○
2010年
第36節H×0-2福岡 第37節○第38節△
2011年
第36節A×1-2大分 第37節△第38節×
もともと、最終盤に弱い岐阜。3勝2分7敗のうち、最終節は2勝1分1敗。その前は1勝1分2敗なのですが、残り3試合目は4連敗中です。一度も勝っていないんですね。奇跡の一歩目としては、なかなかの数字じゃないでしょうか?。
原監督の徳俵発言にこだわっていたら、日曜日、野津田で買ったゼルビーくんのシリアル・ナンバーが#88だったことに気が付きました。原監督の背番号です。小さな奇跡の積み重ねが、大きな奇跡を生むかも知れません。
サポーターの声が、
本当の意味で選手たちを動かす時が来ました。
もう、負けないぞ!。
takeさん、参加ありがとうございます。
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