猛省 | たたみすとの日常

たたみすとの日常

仕事もサポーター活動も一生懸命。老舗畳店四代目の雑記帳。

 残り3試合。21位・岐阜との勝ち点差は6、20位・鳥取との差は7。もはや、残留には奇跡を信じるしかなくなってきました。ここまでの成績を考えたら、ここから3連勝は奇跡と言うほかないです。でも、最後の試合の笛が鳴るまで信じる。そして嬉し泣きする。降格した時のことなんか、そうなってから考えればいいんです。


 ご存じの方もおられるかと思いますが、自分は多摩市で畳屋をやっています。祖父の代から始めて、伯父~父~自分と継いできた、まもなく90周年になる小さな畳屋です。自分がサラリーマンを辞め、家業に就くことになったのは12年前の事。当時のウチの店は、メインにしていた下請工事の仕事が、他の業者との価格競争によって激減していました。同業他社は、安価な中国産材料を使っていたんですね。

 そこで自分は、それまでの下請中心の仕事から、ターゲットを一般のお客様宅に絞り、安全な国産材料にこだわるようにしました。いわゆる大規模な“畳業者”は電話セールスや訪問販売。安価な吊り広告のチラシなどを新聞に折り込んでいましたが、自分は自作のチラシをポスティングする手法をとり始めたのです。これだと新聞折り込みのように多額な料金も掛からないし、チラシにムダが出ないのです。好きなトコに入れられる訳ですから。同業他社からは、「自分でチラシを配るなんてみっともない」と言われたり、「紙一枚で注文来るんだから羨ましいよね」などとイヤミを言われたりしましたが、とにかく、余所が出来ないことをやろうと、日中は管理人が見貼っていてポスティング出来ないマンションには深夜や早朝に行ったり、余所が思いつかないサービスを当たり前に行ったりして、なんとか生き延びて来ました。

 そういう気持ちが、今はないとは言わないけど、最近ちょっと薄れて来ているような気がしました。仕事あってのゼルビアなのに、仕事に対する思いが足りないのではないか?。そんな風に思ったのは、昨日が始めてでした。


 地域が限定されていて、予算規模が小さいクラブ。余所が3時間練習するトコを5時間やるとか、居残りで練習している選手、付き合っているスタッフが大勢いるとか、やらないことをやらねば、なかなか勝てないですよね。いままで、小野路での練習などを見て、それでも最後は勝つだろうって信じて来ましたけど、昨日の結果を見て、ちょっと、違ったんじゃないか?って思ったんですね。それを考えた末に、自分自身の猛省に辿りついた訳です。

 一般的な同業者は、仕事がなければパチンコや競輪などのギャンブルに行ったり、釣りやゴルフを楽しんだり、本来、仕事を得るために充てなければならない時間をそういったことに使っていますが、自分は違いました。でも、今はヘタしたら同じになってる。気を引き締めなければなりません。

 現在、FC町田ゼルビアは厳しい残留争いを強いられていますが、自分の店も、常に存続の危機に置かれている訳です。残り3試合、勝つためにも、自分自身の足許をしっかり見据えて、頑張らないといけないと思いました。


Yoshiさん、ご参加ありがとう!。

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