わからない、かわらない。 | たたみすとの日常

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仕事もサポーター活動も一生懸命。老舗畳店四代目の雑記帳。

 勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし。

 いきなり野球の世界からの引用になっちゃいますが、これは、野村克也監督の名言ではなく、松浦静山の剣術書『剣談』からの引用なんだそうです。大分戦の負けは、まさに不思議の負けなしと言ったトコでした。とにかくミスが多かった…ミス?。確かに3つともミスが絡んだ失点だったけど、他に何かなかったのか?。

 Q・町田のウィークなところと、ストロングなところとは?。

 A・じゃあ、一つだけ。相手のゴールキックの時に、前の3人をグッと立たせたんですね。それだけでも見  に行った価値はあると思いました。

 これは、アルウィンで負けた時の松本山雅・反町監督のインタビューからの引用です。これは、修行選手がゴールキックの際に、相手の前線が“グッと立つ”と、必ず何かをしてしまうっていうことですよね?。ド素人の自分には、とうてい解りませんが、解る人には解るんじゃないでしょうか?。例えば、そうすると遠くに蹴らないとか…。クセって奴ですかね。

 そんな事を、ずっと引きずりながら数試合。昨日の試合の敗北のヒントは、ここに隠されていたような気がしてならないんですよね。今日は、その失点シーンを何度も何度も見直してみたのでした。

 特に注目したのが大分の1点目。大分の選手が津田選手に対して猛烈なプレスを掛けて来ます。すると、津田選手は近くにいた最終ラインの田代選手ではなく、修行選手にバック・パスを出します。そうするかしないかのタイミングで、大分の選手が修行選手の方向に猛ダッシュ。修行選手が大きく蹴りださず、短くパスしようとしたところをカットされ、無人のゴールに放り込まれました。これは、こちらの行動を読み切られてのことだったんじゃないでしょうか?。つまり、①津田選手がバックパスするときは、こういう時はキーパーに返す。②バック・パスを受ける時の修行選手は、プレスを掛けられても大きくは蹴りださず、ショート・パスで近くの選手に送る。とか…。まあ、当然のことと言われればそれまでなんですけど、そういうリサーチを綿密にして来たんじゃないですかね?。昨日は、攻撃の際にも、不用意にボールを奪われる場面が非常に多い気がしました。パスする相手がバレているっていう感じ。違いますかね?。

 そういう癖に関しては、野球に関してはいくらでも調べることが出来るのですが、サッカーに関して書いてあるものが見当たらないんですよね。せいぜい、PKの際に、どちらに蹴るかの傾向などがあらかじめ調べられていて、キーパーがそれを靴下に入れてたりするっていうのを読んだくらい。野球のように、投手の投球の癖(球種、牽制球など)、捕手の癖(フォーク・ボールのサインを出すと、しゃがみ方が深くなる、など)みたいなものはなかったんです。

 逆に、そういうスカウティングみたいなこと、FC町田ゼルビアでもやっているんでしょうか?。やっているんでしょうね。しかし、わからない。こういうこと解ったら、さらにサッカーが面白くなるんでしょうね。


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