FC町田ゼルビアの第3、4節の連勝は、新J2としては2000年の水戸の第2、3節に続き、2008年の岐阜に続いて2番目に早い連勝でした。一方で、金曜日に対戦する松本山雅FCは第8、9節と連勝。FC町田ゼルビア戦に3連勝を賭けて参ります。新J2の連勝記録って幾つなんだ?。ついでに連敗記録は?。その辺について調べてみることにしました。
【新J2クラブの連勝・連敗】引き分けが入った場合は途切れたこととします。
2000年 水戸ホーリーホック
連勝 2(第2、3節)の1回
連敗 3(第40~42節)の1回
2001年 横浜FC
連勝 3(第7~9節)、2(第34、35節)の2回
連敗 4(第10~13節)、8(第26~33節)、6(第38~43節)の3回
2005年 徳島ヴォルティス
連勝 2(第27、28節)、2(第32、33節)の2回
連敗 4(第34~37節)の1回
2005年 ザスパ草津
連勝 なし
連敗 4(第1~4節)、4(第6~9節)、3(第31~33節)、7(第38~44節)の4回
2006年 愛媛FC
連勝 2(第32、33節)、2(第45、46節)
連敗 3(第17~19節)、3(第21~23節)、4(第25~28節)、3(第34~36節)の4回
2008年 ロアッソ熊本
連勝 2(第36、37節)の1回
連敗 3(第16~18節)、3(第33~35節)の2回
2008年 岐阜FC
連勝 2(第3、4節)、2(第32、33節)
連敗 6(第32~37節)の1回
2009年 栃木SC
連勝 2(第33、34節)の1回
連敗 5(第1~5節)、5(第19~23節)、4(第26~29節)、3(第34~36節)、4(48~51節)の5回
2009年 カターレ富山
連勝 3(第11~13節)、3(第30~32節)の2回
連敗 3(第39~41節)、3(第45~47節)の2回
2009年 ファジアーノ岡山
連勝 2(第34、35節)の1回
連敗 3(第8~11節)、8(第14~21節)、3(第25~27節)、8(第41~48節)(第49節△)2(第50、51節)の5回
2010年 ギラヴァンツ北九州
連勝 なし
連敗 8(第30~37節)
2011年 ガイナーレ鳥取
連勝 なし
連敗 5(第22、23、3、24、25節)、7(第7、33~38節)※試合開催順の2回
※赤字は、最終戦まで連敗が続いたことを表します。
上記の通り、新J2の連勝記録(引き分けを含まず)は横浜FCとカターレ富山(2回)の3です。つまり、松本山雅FCは新J2タイ記録に臨む訳ですね。一方で連敗記録はギラヴァンツ北九州とファジアーノ岡山(2回)の8。4連敗でも最後に勝った記憶がなくなるくらい長かったのに、8連敗って想像出来ないですね。
注目すべき点は、年間1勝しか出来なかったギラヴァンツ北九州が、長いけど1度しか連敗を喫していないことです。それは12引き分けと言う結果が、“負けなかったというよりも勝てなかった”という繰り返しによるものなのかも知れません。昨年は快進撃でしたもんね。
長い連敗が続いたまま、シーズンを終えたクラブが5つもあるのは注目すべき点です。特に岡山は8連敗△2連敗と、11戦勝ちなしでシーズンを終えました。新J2は戦力が薄い。まさに力尽きたと言う感じなんでしょうか。FC町田ゼルビアには、切にこうならないことを祈ります。
松本山雅FCの3連勝は阻みます。“敵に塩を送る”の語源は、駿河の今川氏の依頼で北条氏(相模)の“塩止め”に遭った海無しの武田氏(信州、甲州)に対して、ライバルであった越後の上杉氏が塩を送ったことですが、当時の相模國には町田も含まれます。塩、止めちゃうぞ~。(笑)