たまには… | たたみすとの日常

たたみすとの日常

仕事もサポーター活動も一生懸命。老舗畳店四代目の雑記帳。

 昨日、馬脚を現してしまったので、しばらくゼルビアの事は書きません。(笑)

 

 関東と関西では畳のサイズが違うということは、けっこう知られていることだと思います。関西の畳のサイズは京間(きょうま)もしくは本間(ほんけん)と言って、丈が6尺3寸、幅が3尺1寸5分と決まっています。自分ら関東の人間からするとかなりデカいし重い。時々、関西のハウスメーカーで作られたお宅に行くと、このサイズの畳が敷いてあって、重さと大きさに、かなり苦戦します。それに比べて関東の畳のサイズは、基本は丈が5尺8寸、幅が2尺9寸となっていますが、これが癖者。これはあくまでも基本で、必ずしも大きさが決まっていないのです。よかったら測ってみて下さい。

 関東では、あらかじめ作られた部屋の大きさに、畳を割りつけて行く関係で、少しずつ(大きく異なる場合もあります)サイズが変わっています。関東では、畳は、そのお宅の、その場所にしか敷けないオーダーメイドってことなんです。だから、まあウチみたいなちっこい業者も、なんとか生き残っていけるんです。