最後の最後まで頑張っていた道頓堀の大たこ。
いつも昼間から行列を作って、いつの頃か道頓堀の名物にもなっていました。
皆さんも、大阪に遊びに来られた時は、道頓堀を歩いて、この大たこの行列を見たり、食べたりしたことがあるのではないでしょうか。
しかし市の立ち退き命令に対して、最高裁まで頑張ったが負けちゃいました。
その後、市との折り合いもつかずに・・・しかし最後まで抵抗していた店。
本日、とうとう撤去されてしまいました。
市は撤去と同時に素早くバリケードを作成。
仕事が終わって見にゆくと、フェンスが作られて簡易の花壇まで置かれていました。
通行の邪魔だからと、店を撤去しても、こんな花壇とかを置いたら一緒じゃないの?
店に出来る行列は仕方がないし、賑やかな場所でいいじゃないか。
確か昔は、道頓堀には大たこしかたこ焼き屋がなかったように思います。
今ではこの界隈だけでも10件はあるでしょうか。
栄枯盛衰、時代にのまれて去ってゆくのは仕方がない、けれど売れまくって去ってゆく店は大たこくらいのものでしょうね。
道頓堀には、くいだおれや大たこのように去りゆく店もあれば、昔から頑張っているおでん屋さんもあり・・・
撤去された大たこのすぐ横では、新しく出来る店もある。この新陳代謝があるからこそ、道頓堀は1世紀以上も生き続けているのでしょうね。
大阪は
「今日はたこ焼きにしよか」
っと、晩御飯にたこ焼きを食べる街。
江戸時代から続く道頓堀は、大たこが去っても何事もなかったかのように続いてゆく。
大たこは、このまま忘れ去られてゆくのか・・・・
それとも、今度は合法的に復活するのか・・・。
今までにこれだけニュースになったたこ焼き屋があったでしょうか。
とうとう店は無くなったけれど、何時か復活しそうな気がします。
関西電機保安協会のCMで
父「こんなタコ足配線にしやがって」
息子「親父にたこ足の気持ちがわかるんかぇ!」
というのがありますが(多分・・ローカル)
市「こんなところにたこ焼きの店だしやがって」
大たこ「あんたにたこ焼き屋の気持ちがわかるんかぇ!」
てなものでしょうか・・・・・。
えっ?
保安協会のほうは
父「だって私は、関西電気保安協会だもん」
て言うオチがあるのに、たこ焼きにはオチがないって?
・・・・ ねずっちに聞いて!