普天間基地問題が揺れていますね。
私のような者では基本を纏めておかないと客観的に見渡すことができませんので、ここで纏めてみました。
間違っていますかね?間違っていれば突っ込みおねがいします(^^;)
【民主党のマニュフェスト】
51.緊密で対等な日米関係を築く
○日本外交の基盤として緊密で対等な日米同盟関係をつくるため、主体的な外交戦略を構築した上で、米国と役割を分担しながら日本の責任を積極的に果たす。
○米国との間で自由貿易協定(FTA)の交渉を促進し、貿易・投資の自由化を進める。その際、食の安全・安定供給、食料自給率の向上、国内農業・農村の振興などを損なうことは行わない。
○日米地位協定の改定を提起し、米軍再編や在日米軍基地のあり方についても見直しの方向で臨む。
民主党のマニュフェストには、具体的なことまでは書かれていませんね。普天間問題について私なりに纏めました(これは5月5日現在のまとめです)
こんな感じなのでしょうか。
日本には沖縄米軍基地がありますが、外国にも韓国やドイツにも米軍基地があります。日本だけではないのですね。
ちなみに日本の米軍基地の75%が普天間基地なのだそうです。
【基地】
現在沖縄には約22000人の米軍が駐留していますが、本土にもそれと同等の人数が駐留しています。
本土にも米軍基地があり、佐世保や岩国、厚木、横田、横須賀、三沢などがそうでしょう。
もちろんこれらは有事に少しでも早く現場に行って鎮圧させることが目的なのでしょう。
沖縄にはトリイステーションという場所もあって、ここにはおなじみのグリーンベレー特殊部隊が300人以上も駐留しています。アメリカ以外の場所にグリーンベレーが居るのは日本だけなのだそうです。
それだけ重要な場所だということなのでしょうね。この場所を借りるだけでもアメリカは年間12億円の賃料を払っているそうです。
北方領土、北朝鮮、中国と台湾・・・
私は、米軍に駐留してもらっている方が安心です。実践経験が無い自衛隊なんか信用出来ないです。
有事に日本を守ってくれない・・・。そりゃしょうでしょう。自衛隊が守るのでしょう。火の元を消してもらうために駐留を許す。
私が心配なのは北朝鮮よりも中国です。今はバブルで、13億人もの人が居るから、バブルが崩壊するとどんな事になるのか想像もできません。政府が国民をコントロールできなくなったらどうなるのでしょうか・・・。
【過去要約】
実は1996年に橋本首相とモンデール大使の間で7年以内に移設する話があったのです。それに加えて2001年9月11日の同時テロによりテロリストの脅威に対処するために、アメリカは世界中の米軍基地を見直し始めました。
その時にラムズフェルド国務長官が普天間を見て住宅街の中のこんな危険な場所に基地をおくべきではない。と明言。そんな時に米軍ヘリコプターが墜落しました。
アメリカは普天間基地は場所的には問題ありとして、移設すべきという考えなのですね。
アメリカは沖縄から8000人と家族をグアムに移転することになったのですが、(その6割の移転費用を日本が出すことになっているのは横に置いておいて)普天間は日本に返しますが、残り4500人が使う、今より安全な基地を考えて欲しいというのが今の話。もちろん住民の同意があっての条件。
アメリカから見れば、5月と言ったわけでもなく、基地を縮小させて安全な場所に移転させる。というわけで、これだけを考えると日本にとっても米軍基地縮小は将来に向けて一歩前進するわけですから良い話なのだと思います。
ところが、代替場所が無い。
キャンプシュアブには海兵隊の射撃場があり、そこに滑走路を作って基地を作る案があります。しかし数年前に工事で発生する泥がジュゴンの生息地や海の環境を大きく破壊することになり、漁業も出来なくなるというので問題になっていました。
民主党はその対策として「くい打ち桟橋方式」の滑走路を作るとの事。それでもどれほどの環境破壊になるのでしょうか?
今は時期的には自民党の島尻安伊子参議院議員を除いて市長も知事も沖縄出身議員も全て「反対」の状態になってしまって、ますます時間をかけた解決をすべき時に首相は5月と言ってしまった。
確かに難しい問題ですね。
代替地の問題はどのように考えても問題なくすすめる事は出来ないのは誰でもわかります。
移転による近隣住民の保障と滑走路工事だけでも大変なのに、五月に区切ったり県外移設なんていうものですから、もともと火の無い所(徳之島)に火事が起こってしまって・・・民主党はなにやってんでしょうかね。
高速道路無料化にしても普天間問題にしても、そんなこと言わなくても票はあつまったろうに・・・。
というか、票を集めるために政治をするからこんなことになるのでしょう。
※根本的に党という考え方を変えるというか国会そのものの在り方を変えるべきなのかもしれません。
だって、今のままでは政治がまともに出来そうにないから・・・。
どう変えるかはまた別の日にブログで書いてみます。
会社でもありますよね、中途で入って来た部長が自分の実績を作るためにやらなくてもいいような事をやって、財政緊縮の時代に余計に無駄な金がかかった・・・なんてことが。
そういう部長は私がやっているコンピューターの世界では直ぐに改善しようとされますから「お客さん」です(笑)
つまり工事業者にしてもコンピュータ屋にしても、生きるためには副産物となる弊害は黙っています。
これは業者が悪いのではなくて、クライアントが企画を出す前に弊害となる問題を業者などから引っ張り出す心構えが薄いからなのです。売りこむ材料の悪いところを最初から正直に言っても「おまえは馬鹿正直だ」と気に入られる事はあっても大して儲ける事もできません。
営業マンにしても経営者にしても儲ける欲がないと会社は成り立ちませんよね。
発注者は業者に隙をつかれてはいけませんが、公務員はプロ意識が少ないので業者に差し込まれてコンセプトがずれてくる。
コンピューターの世界では一見コンピューターの投資によって儲かるような話がありますが、コンピューターだけでは儲かることは少ないでしょう。(しかし確実に儲けるインフラとしては重要だとおもいます)
民主党はじたばたせずに一旦振り出しに戻して考え直すべきですね。 今更ねばった所で選挙の票も増えませんよ。ええかっこしようとし過ぎ・・かな(^^)
どう思われるでしょうでしょう・・みなさんは。