俺のサンダル。
意外と付き合いの長いこのサンダル。
そのサンダルに一言いいたい。
サンダルとしての機能果たしてなくない?
今夏に入り初めてこいつを履いた。実に久しぶりだ。一年ぶりだからな。
出会いは原宿だったな。お前の真っ赤な鼻緒を気に入って俺は買った。写真を見れば分かるが本当に真っ赤だ。素敵だ。
サンダルとして少々値ははったが、当時18歳だった俺に躊躇は無かった。何てったって真っ赤っ赤だからな。本当にワンダフルだ。
しかし履いてみてびっくり。
必ず足に怪我を負うんだ。
今日私はこのサンダルを履いたと言いましたね。
今日の怪我は鼻緒との擦れと、直径1cmのまめ。
シャワーを浴びるとしみるんだ。
はぁ。
今日は海の日。梅雨も明けて今度は紫外線が降り注ぐ。
もう夏本番!…なのにお前の存在を感じると少し憂鬱になる。
『高い買物だったから沢山履いて元とらなきゃ!』
大半の人間がそうであろう。
『しかし履くと怪我をする!』
怪我はしたくない。
葛藤が起こるのは必然です。
だったら…、
それなら、
それなら…、これからも履いていこう。ほどほどにではあるが、履いて行こう。
結局のところ真っ赤な部分が気に入って買ったんだ。
まあ真っ赤なクロックスを買ってやろうかとも考えていますが(笑)、これからも履きつづける事に変わりはありません。
なので履いていきます。
そんなこんなで、
俺のサンダルの紹介でした。
てか5年も履いているなら板の部分がもう少し柔らかくなっても良いんじゃないか?(怒)
未だに購入時のかたさで、
ヒールの部分とアスファルトが当たると『カラン』と下駄の様な、少し偉そうな音が鳴る。
『高いうえに偉そう』
ますます気に入らないな。
まぁでも、
下駄みたいな音、意外と好きだったりして。
クロックスでやったら擦れるだけだもんねっ(笑)