ううう!立て込んでいる!
ということで2本一気に書くやーつ。
今回は「嗤う分身」と「デビルズノット」を観てきましたよ~。
嗤う分身
11月17日(月) 13:15~ 渋谷シネマライズ
好き度: ★★☆☆☆ 2/5点
そしてまた、ミア・ワシコウスカに惚れるのであった
「嗤う分身」なんとなくふらっとシネマライズで観てきました~。まぁまぁって感じでしたな(・∀・) とにかく世界観がすごく作りこまれていて、美術に関してはかなりのこだわりを感じさせるものとなっておりました!てかモロに「未来世紀ブラジル」の影響はうけまくってる感じでしたね。音楽も非常に独特でまさかの昭和歌謡曲が満載でしたね。
この辺は「裏窓」オマージュですね。がっつりサンプリング映画な印象でした。
残念だったのは正直予告の段階から予想していた範囲から一歩も出ないところでした。お話自体すごいオーソドックスなドッペルゲンガーものでしたね。ラストの落ちもファイトクラブで観たよ~っていうような感じだったし、なりたい自分となれない自分との戦いをへて成長するという通過儀礼ものでもあり、まぁそうでしょうね!という感じでしたね。
ただ役者はとても良かったですね。ファイトクラブでいうところのタイラー・ダーデンとナレーターをひとりで演じたジェシー・アイゼンバーグはさすがの演技だし、みんな大好きミア・ワシコウスカは過去最高にカワイイ!と思いました。この映画をきっかけにこの2人は付き合いはじめたわけですが、それもわかるなぁと思いますよね~。
お人形さんみたいです…
ま、キツイいいかたをすると、おしゃれなだけのふつうのドッペルゲンガーものだったなぁという印象でした。おなじドッペルゲンガーものだと「複製された男」のほうが数段おもしろかったなぁと思いました。
デビルズ・ノット
11月18日(火) 13:35~ TOHOシネマズシャンテ
好き度: ★★★☆☆ 3/5点
「パラダイスロスト」も観たいんだけど、廃盤なんだね。
「デビルズノット」、予告の時点でかなり気になっていたのでシャンテで観てきました。僕このウェスト・メンフィス事件ってぜんぜん知らなかったんですよ、だからそういうことがあったということ知れたという意味でもすごいおもしろかったです。
この映画に関してはこの松江監督×柳下さん×ヨシキさんのトークショーがとってもためになるのでこっちがオススメです!↓
とにかく、いろいろビックリなことが多くて、スティーブン・キングのホラー小説を読んで、メガデスなんかを聴いてる!悪魔だ!と、こんなことがふつうに証拠としてあがっちゃうとか、警察、裁判所、町の人々などいろいろ不可解なことが多すぎて、もうなにがなんやらですよね。調べてみると、テリー・ホップスさんが犯人最有力なのか?というこの映画みたいな説もあり、さらにマーク・パイヤーズが犯人説というのもあり。これは嘘・・・なのか・・・?っていう証言を入れてくる親子が出てきたり、血だらけの男の目撃情報。う~む謎ばかり。
この事件を追ったドキュメンタリー「パラダイスロスト」シリーズってのがあるみたいで、すごい有名作品っぽいんですが、ことごとく廃盤になっててすごい観たいんでだれかソフト化してください!笑
3を町山さんがキラキラで紹介してました!↓
というわけで、こんな事件があったのか・・・と今更ながらすげぇびっくりしたり、いろいろな説が乱立してる感じもすげぇおもしろくて、柳下さんたちのトークショーでもあったように掘れば掘るほどズブズブとはまっていく、「怪」事件ですなぁ・・・。
おわり
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