ジャージー・ボーイズ
１０月３日（金） １８：３５～ TOHOシネマズ六本木
好き度： ★★★☆☆ ３／５点
軽快に駆け抜けた134分！
イーストウッド新作ということで観てきましたが、とっても良い映画でしたよ～！(´∀｀)
アメリカ東部ニュージャージー州の貧しい町に生まれた4人の若者たち。金もコネもない者が町から逃げ出すには、軍隊に入るかギャングになるしかなかったが、彼らには類まれな美声と曲作りの才能があった。4人は息の合った完璧なハーモニーを武器に、スターダムを駆けあがっていくが…というあらすじ。映画.comさんより拝借。
とにかく、軽快！！観ていてとても気持ちのいい映画でした。流れるようなテンポ感とスマートな語りで一気に駆け抜けた134分。ぜんぜん長く感じなかったですね～。スコセッシっぽかったというか、グッドフェローズ感がすごくあって、音楽版グッドフェローズみたいな作品でしたね。80代の監督が撮ったとは思えない軽やかさで、語弊がありそうですがサラッと撮っちゃったカンジというか、こんなチャーミングな映画をイーストウッドが撮るのか！と、ここにきて新しいイーストウッドを観れたうれしさみたいなものがありました。
4人のキャラ立ち、素晴らしいです
なんというか、語りにムダが一切ないというか、最近だと「ハウス・オブ・カード」みたいに観客の方に語りかける手法を効果的に使いつつ、4人それぞれのキャラクターの説明もそつなくこなし、数十年を一気に語りきるテンポ。いや～そつがない！
そしてなにより重要なのが、音楽シーンですよね。ここを魅力的に描けるかどうかがかなり重要なポイントだと思うんですが、ここがほんと素晴らしかった。これ歌声はこの役者たちがつけてるのかしら？ほんと良かったし、アガル。なにより、振り付け、あれ最高ですね。僕もとのやつを知らないからですが、あの演奏しながらのダンスってすっげぇアガルというかすげぇ幸せな気持ちになるのは、私だけでしょうか。
「ダンス」っていいよね
みんな大好き「君の瞳に恋してる」の誕生秘話、僕初めて知りましたよ。そんなことがあってのあの曲だったなんて…( ；∀；) しかも、その初披露の場面もほんと感動的…。まったく今までと違う歌に聴こえました。それだけでも観てよかったなぁと思いましたね～。
そしてラストシーン、あのタイムスリップは映画ならではの快感ですよね～。うわ～こんなしゃれたことやってくれるんだぁって思ってたら、まさかのエンドクレジットですよね、えっ！ミュージカル!? この茶目っ気、これをイーストウッドが撮ってるということ込みですげぇニヤニヤしちゃったし、ものすごく楽しかったです！
そんなに興味のあるジャンルではないのですが、やはりさすがとしか言いようがない映画でしたね。こんなイーストウッドがまだ見れるなんてうれしいかぎり。次作は戦争ものと聞いてるのでそっちも非常に楽しみです。とても楽しかったですよ～。
おわり
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スタッフ
監督
クリント・イーストウッド
製作
グレアム・キング
ロバート・ローレンツ
クリント・イーストウッド
製作総指揮
フランキー・バリ
ボブ・ゴーディオ
ティム・ムーア
ティム・ヘディントン
ジェームズ・パッカー
ブレット・ラトナー
脚本
マーシャル・ブリックマン
リック・エリス
ミュージカル版台本
マーシャル・ブリックマン
リック・エリス
撮影
トム・スターン
美術
ジェームズ・J・ムラカミ
衣装
デボラ・ホッパー
編集
ジョエル・コックス
ゲイリー・D・ローチ
作詞
ボブ・クルー
作曲
ボブ・ゴーディオ
キャスト
ジョン・ロイド・ヤング フランキー・バリ
エリック・バーゲン ボブ・ゴーディオ
マイケル・ロメンダ ニック・マッシ
ビンセント・ピアッツァ トミー・デビート
クリストファー・ウォーケン ジップ・デカルロ
マイク・ドイル ボブ・クルー
レネー・マリーノ メアリー・デルガード
エリカ・ピッチニーニ ロレイン
ジョセフ・ルッソ ジョーイ
ドニー・ケア ノーマン・ワックスマン
キャサリン・ナルドゥッチ フランキーの母親
作品データ
原題 Jersey Boys
製作年 2014年
製作国 アメリカ
配給 ワーナー・ブラザース映画
上映時間 134分
映倫区分 G