「300 帝国の進撃」を観た。 | そーす太郎の映画感想文

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しれっとネタバレしたりするんで気をつけてください。






300 帝国の進撃
6月23日(月) 21:00~ TOHOシネマズ六本木


好き度: ★★★★☆ /5点



拝啓、エヴァ・グリーン様


300の続編ということで観てきました。男の中の男のさらに男を300人集め男のロマンを詰め込んだ前作のような男たちの魅力と比べて、男の魅力はほぼないんですがその分、オンナの映画になっていましたよ!弱々しいチンコは私が狩取るぞ!と云わんばかりにとにかくみんな大好きエヴァ・グリーン様が最高なのであります!

 


時系列的には前作とほぼ同時平行で、スパルタ軍の裏では~という感じになっておりました。ビジュアルは今回もかなり作り込まれていて今回の方がアニメっぽさが増してました。血しぶきが印象的で量が凄いんですよねwそんなでねぇだろみたいや量出てましま。プライベートライアン的にカメラに血がつく演出があるんですが今回はぶっちゃけそれをやり過ぎてて萎えました。だいたい、リアルを追求したプライベートライアンとは真逆の位置にあるこの映画でそれをやるのはどうだろうあんまり効果的ではないと思います。あとあれって1ヶ所あるからいいんであって今回はやりすぎですw


ビジュアルの楽しさっていうのはあって、今回は戦場が海ということで、船と船のぶつかり合いとかそのときの舵取りの戦術とか、海に浮かぶ大量の油に火がついたときどうなるかとか(火がつくバカさも好き)、船の上に馬!とか、霧がくれとか、意外にもちゃんと論理的な戦術とその結果をちゃんと見せてくれるので楽しかったです!


キャラクターは、さっきも書きましたが男たちの魅力は薄かったのです。が、やはりエヴァ・グリーン様ですよ!この映画はエヴァ・グリーン様の映画です。実はあの金ぴかハゲはエヴァ・グリーン様が裏でいろいろとやっていた!とか、小さい頃から英才教育を受けて剣術は国で一番とか、とにかくドS!とか、いろいろ最高。



この映画のいちばんの魅力は中盤の交渉シーンなのですが、エヴァ・グリーン様はなんと相手国のリーダーをセックスで誘惑!「あたしと組んで…」と暴力的な色気で迫り、耐えられなくなった主人公は遂にセックス!ここのセックスがすごい!カット割りやスピード感が完全にアクションシーンのように撮っているのです!セックスというより完全に格闘技ですよ!とっても新鮮だったし、演出としてもかなりアリなシーンでした。もちろん、エヴァ・グリーン様ですので、あのキレイなおっぱいをまた出しておりますのでご安心ください。エヴァ・グリーン様はほんとキレイなおっぱいなので。

で、セックスして「じゃ、あんたあたしとやったんだし組むってことでオッケーっしょ?」といったところ、主人公は、「断る!」 えええええええええええ!笑 エヴァ・グリーン様を抱いておいて結局断る!?この事態にもちろんエヴァ・グリーン様はげきおこぷんぷん丸ですわ。主人公も自軍に帰ると「みんなごめん、たぶんまじ怒らせたわ…」と一言。ここは爆笑です!この主人公の往生際の悪さ!笑  ヤリ逃げですからね!笑


というわけで激おこエヴァ・グリーン様は本気で主人公たちを潰しにかかるのです!あんな男殺せー!と僕は完全にエヴァ・グリーン様に感情移入!!


このブログで再三言ってきてますが、僕は美女と弓矢の組み合わせがこの世で一番好きなのでありますが、エヴァ・グリーン様もここぞとばかりに弓を手に取り素晴らしい腕を披露してくれます。エヴァ・グリーン様のみで主人公たちの船は燃え付くされてしまいました!ざまぁぁああ!!

 


で、主人公たちは背水の陣でラストバトルに向かうのですが、まぁ、ネタバレをしますとエヴァ・グリーン様は死んでしまうのです(´;ω;`)剣術がすごいという説明がはじめにあったぶん、欲を言えばもうちょい剣術バトルを見たかったなぁとか、そもそも根本的にもっとエヴァ・グリーン様が見たかったなぁとか、まぁ言いたいことはありますが、とにかくエヴァ・グリーン様が魅力的なので個人的にはオッケーでした!今年のベストガール候補ではないでしょうかね、元々好きだったエヴァ・グリーン様でしたが、さらに拍車がかかりました。シンシティ2にも出てるのでものすごーく楽しみにしておきます。魅力的な女ヴィランはやっぱり最高ですな!


 


続編ありそうでしたが、エヴァ・グリーン様は死んだし、あとは腑抜けた男どもと、スパルタの二軍とおばちゃん、あとはエヴァ・グリーン様がいないとなにもできない金ぴかハゲとその一味なので、続編はいりません!!




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スタッフ

監督
    ノーム・ムロ
製作
    ジャンニ・ヌナリ
    マーク・キャントン
    ザック・スナイダー
    デボラ・スナイダー
    バーニー・ゴールドマン
製作総指揮
    トーマス・タル
    フランク・ミラー
    スティーブン・ジョーンズ
    ジョン・ジャシュニ
原作
    フランク・ミラー
脚本
    ザック・スナイダー
    カート・ジョンスタッド
撮影
    サイモン・ダガン
美術
    パトリック・タトポロス
衣装
    アレクサンドラ・バーン
編集
    ワイアット・スミス
    デビッド・ブレナー
音楽
    ジャンキー・XL

キャスト

    サリバン・ステイプルトン テミストクレス
    エバ・グリーン アルテミシア
    レナ・ヘディ ゴルゴ王妃
    ハンス・マシソン アエスキロス
    ロドリゴ・サントロ クセルクセス王
    イガル・ノール ダレイオス
    カラン・マルベイ スキリアス
    ジャック・オコンネル カリスト
    デビッド・ウェンハム ディリオス
    アンドリュー・ティアナン エフィアルテス
    アンドリュー・プレビン ダクソス


作品データ
原題  300: Rise of an Empire
製作年  2014年
製作国  アメリカ
配給  ワーナー・ブラザース映画
上映時間  103分
映倫区分  R15+
上映方式  2D/3D