2009年03月20日(金) 春分の日 雨→晴れ
『心星的涙光』、はっきり言って素晴らしい作品です。
脚本、人物設定、演技、編集、すべてが良い感じ。
だから、少しずつ楽しんで見ようと思っていたのに、
ぐんぐん惹きこまれて、止められなくなって、
第6集から16集まで一気に見ちゃいました!
(16集で止まったのは、17集以降の放映はまだだから・・・)
ジェリーの演技もとても良いです。
一途だけど、駄々っ子のような一面のある阿岳をとても気持ち良さそうに演じている感じ。
ジェリー阿岳、すっげぇ~可愛い~。
天性の美貌で激やせぶりを感じさせなかったジェリーも、
流石に15、16集くらいからは、かなり痩せたなぁ~と感じるけど、
それでも、お茶目な阿岳は充分魅力的。
まだ全部見たわけでもないけど、16集というのはこのドラマのクライマックス、
そして、潮目が変わるところじゃないかと思います。
16集を見ると、それぞれの登場自分が抱えている過去の苦い思いとか、
苦悩とか、トラウマなどがすべてわかる。
そして、第2集で出てきた阿岳のペンダントの『它是一個来宇宙(yu3 zhou4)中一個神秘的遺憾 』
の意味も解明されます。
阿岳が重い怪我を負って手術をしたことから、
限られた命故に阿岳の想いを拒絶してきた小鹿が、
「もし阿岳が亡くなってしまったら、愛していると伝えられなかったことを後悔する。」
と、阿岳との恋愛を進めていく勇気を持ちます。
16集の阿岳と小鹿は人目もはばからずラブラブ状態最高潮って感じなのですが、
予告編を見ると17集からは、小鹿の病状が悪化していくみたい・・・。
小鹿の病名は、『漸凍人(jian4 dong4 ren2)』となっていますが、日本語ではどういうのでしょうか?
漢字を見ると、少しずつ体が固まっていくというようなイメージは分かるのですが、
日本でこういう表現をしてしまうと、語弊が生じてしまうような気がします。
日本では一時期“言葉狩り”と言われたくらい、表現方法を自重しなければいけないところがありますから。
それで、『漸凍人(症)』ですが、『筋萎縮性側索硬化症(ALS)』のことのようです。
→ 何為漸凍人
→ 筋萎縮性側索硬化症 (←日本語です。)
ドラマの中でも語られていた通り、筋萎縮性側索硬化症(ALS)とは、
呼吸器系の筋肉も含めて、筋肉がだんだんやせて力がなくなっていく病気です。
でも、筋肉そのものの病気ではなく、神経に障害が生じて、
脳から発せられる運動命令が伝わらなくなることが原因で、筋力が衰えていくのです。
その一方で、体の感覚や知能などはすべて正常に保たれます。
小鹿の場合、お母さんがALSで亡くなっているので家族性のもののようです。
抜本的な治療法はなく、発病後3~5年で亡くなってしまうとか・・・。
カクテル療法(鶏尾酒)で多少の効果はあるようですが。
勿論、阿岳も小鹿の病気を知ったうえで彼女を愛していく決心をしたのですが、
17集からは辛い展開になりそう・・・。
だから、16集の阿岳の駄々っ子ぶり、二人のバカップルぶりを微笑ましく堪能しました。
少しでも小鹿の病気の進行が遅くなって、二人の幸せが少しでも長く続けば良いなぁ~と。
では、16集のラブラブぶりを再現してみます・・・。
(ネタばれになりますので、お嫌な方はスルーしてください・・・って、今まででもう充分ネタばれしてますかね?)
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阿岳が退院するシーン。
どうも、この阿岳のタンクは好きになれんとです、私・・・。
小鹿は、北京で別れた元彼(一新)に再会します。
一新は、小鹿の病気を知り、それでも彼女を愛していると言います。
小鹿は、今は阿岳を愛していると率直に伝えますが、
一新は、かつて愛した女性をこれからも友人として支えたいと言い、
無茶苦茶良い人なんですよ。
なのに、阿岳ときたら、その話を小鹿から聞いて、
自分が恋の勝者だとばかり勝ち誇って、「ニャハハハ」と笑ってみたり、
小鹿にやたら嫉妬深いことを言ってみたり、ほ~んとお子ちゃまなんですよ。
小鹿も元彼の一新の方が、全然人格者だと言っているくらいだしね。
でも、仕事もできて、人柄も立派な一新よりも、ちょっと頼りないところもありつつ、
一途で天真爛漫な男に弱いのよね、小鹿タイプの女性って。
ど~もこの阿岳の可愛らしさって、素のジェリーにも被るところがあるような気がします(笑)。
(小鹿が一新に程岳を愛していると伝えたと聞いあた阿程の台詞)
じゃあ、一新は君にこう言ったかい?
君の選択はまったくもって正しいよ。
僕は一新に・・・じゃない程岳にだ、心から敬服しました。
彼は世界で一番素晴らしい恋人です。
僕が彼に負けるのは当たり前です、って。 ニャハハハハ・・・
那他是不是有跟你説、你的選択是非常正確。
我対一新・・・ 不是,是我程岳,非常得心服口服。
他是全世界最好的情人。
我輸給他是天経地義的。
(このとんでもない態度の阿岳に小鹿も呆れて、阿岳の頬をつねりながら・・・)
あなたの面の皮は、なんでこんなに厚いのよ!
你這個人脸皮怎么那么厚啊!
(この後、阿岳は僕は君の恋人なんだから、これからは僕だけを見て、
そして、他の男と会っちゃダメだなんて言い出す始末。
二人の幸福を祝福すると言った一新に比べて幼稚な阿岳なのです。)
彼(一新)は人格者だわ。
一新と比べてあなたときたら、ちょっと了見が狭いんじゃない?
他真的好有風度。
跟一新比起来,你一下就変小気鬼了。
(なんて言いつつ、私の彼はとても嫉妬深いのよね、なんてまんざらでもない小鹿なんですよね。)
小鹿有個愛吃醋的男朋友。
★吃醋: 焼きもちを焼く。
(ちょっと思ったのですが、“焼きもちを焼く”って、“馬から落ちて落馬する”と同じくらい
くどい表現のような気がするけど、ちがうか???)