念願叶って
エディルネ/Edirneへ日帰り旅~。
みなさまご存知?!
エディルネは、トルコの最西端に位置してまして
街の中心からギリシャまでは5キロ、ブルガリアまでは10キロという
国境の街でございま~す。
目的はもちろん!巨匠ミマール・シナンを体感すること!!!
“西のガウディ(スペイン)、東のシナン(トルコ)”と
ふたりの偉大なる建築家が生み出した
建造物に心奪われて仕方ない私。
シナン建築が多く存在する“シナンパラダイス”なイスタンブールを抜け出し
世界遺産にも登録され、シナン本人が最高傑作だと言ったとか言わないとか?な
セリミエ・ジャーミィ/Selimiye Camii を拝みに、一路エディルネへ。
イスタンブールからエディルネまでは、長距離バスで。
長距離バスの出発地点は2ヶ所あって
*アジア側:アタシェヒル/Ataşehir
*ヨーロッパ側(旧市街):エセンレル/Esenler
からご乗車いただけまーす。
主要エリア-アタシェヒルorエセンレル間を
バス会社の無料送迎バスで移動
なんてサービスも使えたりするので
ご利用予定のバス会社に聞いてみると良いかもしれません。
朝イチ、無料送迎バスに乗るため
指定場所(最寄りのバス会社オフィス前)で
送迎出発時間の10分くらい前から待っていた私。
並びにある他のバス会社(ライバル?)の送迎バスは来ているものの
私が利用予定のバス会社の送迎バスは、見当たらず。
早朝につき、バス会社オフィスはまだ開いておらず
誰に聞けばいいか分からずw
思わず、並びの他のバス会社のスタッフに質問。
(だって、そっちのオフィスはすでに開いてたんだもん。)
そしたら
「もう少ししたら来るんじゃない?」的なことを言われ
心細くなりつつ、ひとり待つ。
指定時間になっても、送迎バス現れず。
ま、最悪、タクシーで行けばいい!と、心の準備。笑
思わず、一緒に行く友達(別の場所から送迎バス利用)に
グチってみる。
そしたら、友達の方はオフィスが既に開いてたらしく
友達がオフィスの人に聞いてくれて。
「渋滞で遅れてるけど、ちゃんと送迎バス向かってるって。」
って。
ほっ。ほっ。ほっ。
10分遅れて、送迎バス登場~。
見捨てられなくてよかった♡
待ってる間、トルコなら見捨てられることもありえる!
と、本気で思っていた私。
この信用のなさったら♡
だって、オフィス開いてなくて聞く人いないわ、送迎バス遅れるわ。
そりゃーねぇー。ってハ・ナ・シ。
長距離バスターミナルにて、友達と無事合流!
いざエディルネへー★
前日、めずらしく全然寝付けなくって
結局3時間しか寝られなかった私。
バスの中で、爆睡!
途中、目が覚めるとステキ景色~♪
菜の花畑かな?
辺り一面、黄色に染まっていてキレイだった~!
秩父の芝桜を思い出したよ~。懐
エディルネのバスターミナルに到着しまして
今度は市街地まで移動でーす。
これまた、無料送迎バスがあるとのウワサでしたが
お手洗いに寄ったりしてたら、出遅れた!笑
「そこで待ってれば、またすぐ来るよ~」って言われたけど
これまた「すぐって・・・ホントかなぁ~?」と信用なし。
“バスターミナルの裏側から、有料だけど市街地行きのバス有り”
って情報を
前日にエディルネについて調べてた時に見たような覚えがあって
行ってみた。
そしたらそこに、こじんまりしたバスが数台停まってて
運転手さんが声を掛けてくれました~。
「どこ行きたいの?セリミエか?!」って。
そうそうそうそう!そこ行きたい。
乗った乗った~!って、乗ってみました。
有料(2TL)だし、いろんなバス停で止まるし
送迎バスに比べたら、値段も時間も掛かったけど
でも地域密着度で言ったら、こっちもアリだな♡
と思いましたよ~。
イスタンブールでいうイスタンブールカードのように
ケントカードとやらでタッチアンドゴーするジモティたち。
イスタンブールでは、市バスは現金利用不可ですが
ここエディルネでは、現金も受け付けてくれましたー。
でも、おつりはもらえないので、きっかり2TLの準備が必要です。
いつの間にやら、満員御礼の車内。
お年寄りに席を譲る文化は、イスタンブールと同じく浸透しています。
(トルコ人の尊敬ポイント。お年寄りに座席を譲る速さがハンパない。
お年寄りが視界に入った瞬間、席を立つ。それくらい速かったりします。)
運転手さんが、私たちの存在をちゃんと覚えてくれてて
「セリミエジャーミィだよね?ここで降りて!」と教えてくれました~。
エディルネの市バスは、ミニサイズ。
そして車体には、さまざまな広告が施されていましたー。
イスタンブールの市バスを想像してると
一見、市バスだって気づけない、そんな装いです。
市街地に降り立って、最初の感想。
地面がかわゆい♡
家を出てから約6時間、ようやく目的地に到着でーす。