慣れてきた矯正 | 3年前のしこうの楽しみ

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歯科矯正を始めて2週間ほどが経ちました。
はじめは非常に違和感がありました。
特に装着した翌日と翌々日がピークでした。
外してしまいたいという願望が出てくるほどでした。

体は異物が入ってくるとこのような想いを作り出すということを実感しました。
良くするためのものと分かっていてもこのような反応が出ることは、他の状況にも言えそうです。
それは、例えば自分を高めることにつながる情報などです。

こちらは物理的なもののような強制力がないので、無意識に自分の中に入れないようにしてしまうかもしれません。
だから聞き逃したり忘れたりということが起こるのでしょうか。
気をつけたいものです。

この外したい想いと共に、現実的に食事をするのが大変でした。
噛むたびに痛みがあったのです。
柔らかいものなら良いのですが葉物などでも相当痛みがあり、入れ歯になったか馬になったかというような気分でした。

噛むというより食む(はむ)ことしかできない感覚でした。
1週間ほどして、やっと噛める感じになってきました。
ちょうどその頃、チェックのために歯科医院へ行きました。

どうやら歯が動くのが早いようです。
器具に形状記憶合金のワイヤーを通して、そのワイヤーがもとに戻ろうとする力で矯正が進むのですが、まだ一番力の弱いワイヤーしか使っておらず、ほとんど動かないのが一般的だそうです。

それにも関わらず、見た目にも明らかに動いたように見え、噛むたびに痛いのは仕方ないことだったようです。
直ってくるとワイヤーの端が奥歯の奥の方に突き出てきて、口内で刺さるのですが、これもなかなか痛いものでした。

それを順次切っていくということで、良くなるペースに合わせて通院する必要がありそうです。
それはともあれ、やっと慣れてきて矯正しているのが普通の感覚になってきました。

2013.12.26 21:35 谷孝祐