左右の認識方法 | 3年前のしこうの楽しみ

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スパでトリートメントを受けている時のことです。
リラックスしてぼんやりしていたら、自分の体の左右が分からなくなりました。
正確には、なぜだか右を左と認識していたのです。

そして、そもそも右とか左とかいうものは観念づけられたものなので、感覚にはないものなのかもしれないと思いました。
実際に、世の中にはどっちが右でどっちが左かわからなくなりやすい人もいるようです。
自分自身も、車の助手席で道案内している時に、イメージしている方向は合っているのに、逆の方向に曲がるように言い間違える経験をしたこともあります。

しかし、普段はとっさに判断できていたりします。
それはなぜなのかを考えました。
そして、個人的には体のバランスでとらえているように感じました。

ほとんどの人は体が厳密には左右対称ではなく、筋力のバランスや凝りの具合などが偏っていることでしょう。
この偏りが強い方を右で弱い方を左とか、その逆とかといった形で認識しているのかもしれません。
少なくとも自分自身はその傾向があるようです。

トリートメントによってほぐれたため、今までの認識の仕方ができなくて、逆に認識してしまった可能性を感じます。
ということは、完全に左右のバランスが取れたら、もっと左右を認識しにくくなるのかもしれません。

確かに、体の左右の差がなくなったら、体全体で一つという感覚になるため、左とか右とか分けて考えにくくなるでしょう。
認識の上ではどっちもあまり変わらないものとなるわけです。
これはあくまで仮説ですが面白いことだと思います。

なぜなら、もしそうであるならば、必要以上に右左を意識することは、左右を別個のものとして捉えることとなり、 自然に完璧なバランスに向かうはずの体の働きを阻害しているかもしれないと考えられるためです。

少し自分で試してみたいと思います。

2013.12.23 17:03 谷孝祐