それは昨年の10月。

ノスタルジア小樽。 今と昔が交差する琥珀の街。
でも、今日は観光が目的ではない!その真の目的とは!?

「五日経ったか。では、つかまつろう!」

実は、積丹沖で天然ブリが久々の大漁!それが五日前の出来事。マグロと同じように天然のブリは低温で5日ほど寝かせたものがベスト!それを食べたい!いざいざ小樽へ!

車を札幌から飛ばすこと40分。なじみの店に着きました。


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「へい!いらっしゃい!」

ここは、積丹ふじ鮨、小樽支店。私の好きな名門店。早速カウンターに座り込む。


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店内は程よい照明のもと、実に清潔で、職人さんたちのいでたちも決まっているから気持ちがいい!

「大将!トドはどうなってる??」

「へい!詰まってつまりまくってますっ!!」

さすがだ!すし屋だけにサビが効いているではないか!!

そう、ブリは出世魚で、フクラギ、ハマチなどと成長するが、メーター級を越えたバケモノブリのことを「トド」という。魚の成長の最終段階で「とどのつまり」の語源はここにある。女性で言うなら実年期!油が滲むおいしさだ。

早速お好みで・・・おっと、ブログに載せるのに「盛り」がなければ絵にならないではないか!ここはそう、松竹梅の松でいきましょう1680円

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ジャァーーーーン!

これがそれ!伊万里に乗った北海道の新鮮そのものの鮨たちだ!

それでは、ここで新鮮オールキャストの紹介と参りましょう。

露を払うは、難海をはるばる泳いで北海道!日本海でグルメを尽くし、トドに化けたる大物が、小樽は老舗の職人にあれよあれよとさばかれたぁ!

「トドブリの中とろ」だ!
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小皿のムラサキをチョコンとつけて、ネタを下にし我が口の舌の中ほど放り込む!!

「嗚呼、許して大将。。。俺が悪かった。。。」

うますぎる!!参りました。

参りましたは靖国へ反対押し切る小泉さん。されどもほんとに参るのは、積丹沖の大とどだ!っときたもんだ!

この世に生を受けながら、これを食わずに死んでゆく、おかわいそうな人たちよ、ウソだと思って食べてみな!きっとあんたが死ぬ前に、ほんとの極楽見せたげる!!っときたもんだ!
ノリノリすぎて疲れてきた・・・


しかし、この店、シャリもいい。しっかりした握りなのに口に放り込むとサラサラと砕けて舌になじむ。

天然醸造酢でたっぷり漬かったガリをいたずらして、あがりで流したら、さぁ。お次だ。

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おやおや、ガレージちゃん。こんなところで。「シャコ」だ!北海道は日本海のシャコは大物。種類も厚さも甘みもちがう。それを朝一番で浜ゆでして、カラつきのまま持ってきたしろものだ!うまくないわけがない!

つづいて大エビ!なにを隠そう、さっきまでピンピン跳ねてたやんちゃ物。
「甘い!」舌に絡みつくうまさだ。

そして、ついに「貝シスターズ」の登場だ。

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積丹のアワビは日本一の味。種類も違えば食べているコンブが本場物ときたもんだ!大将の手でクネクネツイストを踊ったと思えば、鋭利にさばかれて目前に!

「ああ、歯ごたえが・・・」カリッカリ!そいて、口の中に海が広がり鼻からコンブの香りが抜ける香ばしさ!

今度は歯茎をしっかり閉めたホタテくん!ナイフでこじ開けるとダラダラ涙が零れ落ちて「はやくして」って叫んでる。

ああ、このコクが朝ほたて。ぜんぜん違う!試してみてよおにいちゃん!

カンカンカーーーン!デンデンデーーーン!
つっついに真打の登場にあいなりました。


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北海道は前浜のギラギラ光った鰊(ニシン)の宝石カズノコを丁寧にほぐし漬けた「トビッコ」地物だ。「プッチン、プッチン」口の中で挨拶を繰り返すこの感触がたまらない!

さぁさぁ!ウニ!

岩場の漁師のおじ様が、両手両足、口まで使い、細い小船を操って採ってきたというしろものだ!

なんという弾力!何も足さない、何も引かない究極の味はもう、言葉にすらならないではないかぁ!
ふぅーー。

お腹ふくれた。さて、帰りましょ。感動しすぎて疲れたし。。。

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っていいながら紅葉最終章の朝里の山に誘われてやってきたのが「小樽朝里川温泉」

ここのはづれに、私の「隠し湯」がありまして。名前も場所もいえませんが、最高の温泉!山小屋風がたまらない。「チャポン」

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「ああ、極楽ごくらく!!」湯あたり直前で引き上げていきましょう。

家を出たのが十時半。いま、かえって来まして三時半。とっても素敵な休日でしたよ。

そうだ冷蔵庫に「富良野ワイン」を潜ませてありました。飲んで一休み。みなさんも素敵な連休をお過ごしくださいね。

では、ぐびっ。さようなら。

banner2.gifドン!って。

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音譜音楽BGM音譜 ←クリック

「この美しい秋に」

夜空をひらく光線
まるく滲みだして

虫は枯れ野を奏で
この秋に叫んでいる

人は何故生きていけるの
はじめは一人きりでいて

別れに慣れていないのに

手を振るひまもなく
まるで消えていった

運命に奏でられるまま
別れは繰り返されるよ

だから僕は詠い続ける
愛しい者すべてに届け

みんな一つになる詩を




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