オフィスのありがたみ | ワーキングママ&起業家の日々の暮らしブログ

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アメリカでワーキングママ、公務員、そして起業家@和食器屋の三足のわらじを履くたもものつぶやき。

下の写真は私のオフィス。以前のビルでは窓つきだったんだけど、今の設備と交通の便が整った近代的なビルに移ったあとは窓のないこのオフィスになりました。でもまぁ以前よりかなり広くて新しいので、こっちのほうが好み。

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日本だとオフィスがもらえるとなるとかなりの役職につかないとムリだった記憶があるけど、私のいる地域では普通のマネージャーもしくは平社員でさえもらえる場合が多いかな。私が大学卒業してすぐに働いた大学で生まれて初めて自分のオフィスをもらえてすごーく興奮したのを覚えています。今思い返せばあの頃は同僚とも仲良くできなかったので(アメリカ人とどう付き合えばいいのか分からなかったのです)、自分のオフィスにこもり切ってて、一番そのオフィススペースを活用できてた気がします。

その後は7年間コンサルタントだったので、自分のオフィスというのはなく、その日またはそのプロジェクトで与えられたキューブで仕事をすることがほとんででした。たまにちっさなおんぼろ会議室(別称豚小屋)に何人ものコンサルタントが詰め込まれて、きゅーきゅーになりながら夜中まで働いたっけ。複数が電話するときが一番つらかった。インド人同僚のランチ時のカレー臭も相当きつかったし。忙しかったからそんな豚小屋で仕事しながらランチ&ディナーさえすることがほとんどで、大学で働いてたときと別の理由で豚小屋かキューブにこもってました。

そして今公務員になって満足なオフィスをもらったワケですが、その割に昔と比べるとあまり活用できてない気がするな~。ミーティングが多いので外に出てることが多いし、ランチも同僚と一緒に毎日食べるので、オフィスにこもって仕事しながら食べるのは恐らく月に1度ほど。息抜きに他の同僚のオフィスを訪ねたり、廊下に出ておしゃべりをすることも多いので、以前のようにもじもじと引きこもることは皆無。このスペースをコンサル時代にいただけてたら、もっと仕事がはかどって、ハッピー度も高かっただろうに。どこのコンサルティングファームも離職率は大きな問題だけど、この辺をもっと工夫したらちょっとは改善するんじゃないかな。

出張がもうできないからってのが一番の理由ですが、もうあの豚小屋には戻れないな、と思いつつ、オフィスからブログ更新です。