一つの時代が終わり、また新しく始まる | マロンとあずき

マロンとあずき

ワンニャンがそばにいればいつでも笑顔になれる犬バカ猫キチのご満悦♪の毎日と人間のパートナーになれる動物達を一匹でも不幸から救いたい。しかし2018年11月卵巣がんが判り今までの人生が変わってしまいました。明細胞腺癌2bの再発で放射線するも再々発

いのちのはうす「保護家」代表ブログ

「動物たちの未来のために」より

さようなら・・・メタル

http://plaza.rakuten.co.jp/xinunekox/diary/201702220000/

以下転載

 

 

2016年05月05日記事・・・
20年間犬の為に尽力した犬

宮崎県の犬達のために、犬生の全てを懸け、

尽力した1頭の犬「メタル」



今年4月に「愛護センター」が完成します。

メタルが住んでいた中央管理所は、

今年4月で閉鎖となります。



メタルの遺骨は、メタルが20年間育った場所に

還したいと・・・

職員さんと一緒に、メタルを埋葬しました。



もう・・・



これが本当のお別れ・・・

この場所は、いつもメタルが外を眺めていた場所です。



まだまだ、管理所が閉鎖的だった時代、

高いブロック塀と有刺鉄線が張り巡らされていた時も、

メタルはいつも背伸びしながら、外を眺めていました。

何もなかった時代、何も変わらなかった時代、

辛さと悲しみしかなかった時代、

メタルの優しいオーラに、私は助けられてきました。



なんだか・・・

私にとって、ひとつの時代が終わったような感覚です。

メタルの存在は、そのくらい大きなものだったのです。



最後に、職員さんの優しい手は、

メタルを包み込みました。

「メタル、ありがとう」

「メタル、お疲れ様」



メタルは、ここに眠りました。



ただの「犬」ではない。

どの子もただの「犬」ではない。

同じ命として、みんなみんなが、

大事に思われる「いのち」でありたい。

そんな宮崎に、日本に、なりますように・・・



メタル・・・

 

                         ありがとう・・・

 

転載以上

 

 

宮崎県に初めて誕生する動物愛護センターが、いよいよ4月から始動します。

それに伴い、「ひまわりの家」と

宮崎県中央動物保護管理所が閉鎖となります。

2006年6月に見つけた由美さんの以前のブログ『期限付きの命』から

ずっと見てきた中央管理所。

 

そこで起きた様々なドラマを由美さんのブログで教えてもらいました。

そこには犬猫の悲しい宿命と、どうすることもできずにただ佇み

その現実を伝えることしかできない由美さんの苦悩がつづられていました。

 

当時「管理所」 にいる犬猫たちの事情を知ることは、ネットの世界でも難しく

多くの方がこのブログに衝撃を受け、私も泣きながらかじりついて見ていました。

その翌年2月、管理所の母子犬の命の瀬戸際を綴った記事が、ネット上で人々の共感を得

その輪が大きくなりDVDも制作されて、「奇跡の母子犬」として有名になりました。

 

由美さんの熱い思いと行動力が、管理所の犬猫の状況に大きな風を起こしたのだと思います。

心を痛めながらそれでも管理所に通う由美さんを受け止め、対応された職員の上野さん

ひまわりちゃんの飼主でもあります。

そしてメタル

お疲れ様でした。

 

新しく稼働する愛護センター

ここには殺処分機は造らないと以前聞いたことがありますが、本当ならうれしいです。

しかし、県北と県西で運営する管理所はそのまま存続、殺処分機もそのまま稼働します。

どうか管理所のすべての犬猫に生きるチャンスを与えてほしいです。