先日、香川県酒造組合と香川大学、農協、そして、県が共同で開発した、お酒専用のお米、「さぬきよいまい」を使ったお酒をいただく機会がありました。
この「さぬきよいまい」、香川県初のお酒造り専用のお米で、「さぬき」の名前を冠するとともに、「醸造に適した品質の『良(よ)い米(まい)』で造った美味しいお酒を飲んで、心地よく酔ってください(讃岐弁で「酔いまい」)との意味を込めて、香川県知事自ら命名された名前です。
今月初めに、地元の酒造メーカー3社が、この「さぬきよいまい」を使った新酒を発売され、このお酒をいただいたわけです。
いずれも、総じて、芳醇で、それでいて、キレもある美味しいお酒でした。酸味も少しありました。
是非、たくさんの方に飲んでいただきたいと思います。
開発者である香川大学農学部の教授からお聞きしましたが、お酒にしてはじめて良さが出るお米を作るのには、大変苦労されたそうです。
ワインのぶどうと同じように、生食用とお酒用では、全く別モノなんだと思いました。
開発には、およそ、20年弱の歳月を費やしたそうです。
しかし、そんな開発のロマンにも思いを馳せながら楽しむことのできるお酒です。
飲んでいても、何か、深みを感じました。
日本だけでなく、世界中で飲んでいただきたいと思います。
ニューヨークやパリなど、外国でもヒットして欲しいと思っています。
ちなみに、この「さぬきよいまい」、私の生まれた町、さぬき市寒川町の営農集団で栽培されています。
ふるさとの誇りです。
☆参考情報☆
綾菊酒造 → http://setoumi.cool.ne.jp/ayakiku/07.3/07.3.html
西野金陵 → http://www.nishino-kinryo.co.jp/products/067.html
川鶴酒造 → ホームページはないようですが、「初垂れ雫」で検索してみてください。