J.LEAGUE DIVISION 2
第26節 町田市立陸上競技場
町田 1 - 2 京都
44' 町田 0 - 1 京都 宮吉拓実
53' 町田 0 - 2 京都 中村充孝
88' 町田 1 - 2 京都 北井佑季
HT 久保裕也 ⇒ 駒井善成(京都)
55' 藤田泰成 ⇒ 北井佑季(町田)
63' ドラガン・ディミッチ ⇒ 勝又慶典(町田)
64' コリン・マーシャル ⇒ 庄司悦大(町田)
69' 宮吉拓実 ⇒ 原一樹(京都)
74' 中山博貴 ⇒ 内藤洋平(京都)
26' 染谷悠太(京都):ファウルの繰り返し
31' 倉貫一殻(京都):危険なプレイ
主審:榎本一慶(通算11試合)
気候:
気温:30.4℃
ピッチ状態:良芝
観衆:2,822人
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<試合前データ>
★成績
FC町田ゼルビア
3勝17敗5分 16得点39失点 勝点14 22位
京都サンガF.C.
13勝8敗4分 35得点29失点 勝点43 7位
★戦績
FC町田ゼルビア
● 0 - 1 岐阜(A)
● 0 - 4 横浜FC(H)
● 0 - 1 甲府(H)
● 0 - 1 栃木(A)
▲ 1 - 1 草津(A)
京都サンガF.C.
● 1 - 3 水戸(A)
▲ 1 - 1 岡山(H)
● 2 - 3 千葉(A)
○ 1 - 0 熊本(A)
○ 2 - 1 愛媛(H)
★得点ランク
FC町田ゼルビア
1.鈴木崇文 平本一樹:5得点
2.勝又慶典 北井佑季:2得点
3.下田光平 三鬼海:1得点
京都サンガF.C.
1.宮吉拓実 中村充孝:7得点
2.原一樹:6得点
3.中山博貴:5得点
★勝率
FC町田ゼルビア
HOME = 8.33%
AWAY = 15.38%
京都サンガF.C.
HOME = 69.23%
AWAY = 33.33%
<プレビュー>
前節あと一歩のところで勝利を逃してしまった町田。
現在14試合勝ちが無い状況だが、結果程悲観する内容ではない。
前節草津戦では、得意のポゼッションサッカーを一時放棄し、中盤を飛ばしてロングボールでチャンスを作り出すなど、相手に合わせた戦い方が出来てきた。
その中から得点を奪えた事は、選手にも自信になった事だろう。
今日の相手京都は、非常に強力な攻撃陣を揃えている。
どれだけ長い時間無失点で行けるか、そして、先制点を取る事が出来るかどうかが勝利の鍵となりそうだ。
相手もポゼッションサッカーを主体としてくるチームだけに、得意のポゼッションサッカーで正面からぶつかるのか、それとも守備重視でカウンターを狙うのか、アルディレス監督の采配に注目したい。
一方の京都は前節愛媛に勝利し、久々の連勝となった。
昨年終盤の勝負強さは陰を潜めており、先制されると非常に脆さを露呈しまう印象だ。
しかし、前節は追いつかれたものの、最後の最後で決勝点を決める粘り強さを見せた為、勢いに乗っている事は間違いない。
町田はポゼッションサッカーを展開してくると予想されるが、中盤でボールをカットし、ショートカウンターを繰り出す事が出来れば、得点の可能性は大きい。
実際に、千葉がその展開で大量6得点奪えている。
また、町田はボールポゼッション率が非常に高いが、ボールを回されても焦る必要は無い。
何故なら、町田にボールを保持されたところで、町田はシュートまで持って行く形を未だに確立出来ていない為、焦って飛び来なければ後ろへとボールを戻す傾向にある。
回させていると感じ、常にショートカウンターを狙っていれば、勝利は自ずと寄ってくるだろう。
前節草津に良い内容で引き分け、後半戦の巻き返しの為の足掛かりを作った町田が、京都の昇格レースの邪魔をするのか、それとも、京都がアウェイでもしっかりと勝点を伸ばしてくるのか、非常に楽しみな一戦となった。
<それぞれの視点>
町田 意地見せるも後一歩届かず(TωT)
いつも通りの町田。
負けている時の町田に戻ってしまいました
京都はやはり中盤のプレスを激しくしてきて、町田のボールポゼッションを防ぎにきました。
町田は前節同様、中盤を飛ばして京都のボールの取り処を外すという選択もあったとおもいますが、この試合はボールポゼッションを重視して正面から京都に挑みました
その結果、中盤の太田選手のところを何度も狙われ、最終的には失点に繋がってしまいます。
京都が前からプレスを掛けてくるのは最初の10分で分かったので、戦術変更しても良かったと思うのですが、自分達のスタイルを貫き通しました。
しかし、京都の素早いプレスの前に追い込まれ、苦し紛れのクリアが目立ち、なかなか町田はリズムを掴めません
それでも、前半10分から15分は町田もリズムを掴みかけ、コーナーキックも連続で3,4本あったので、ここで1点取りたかったですね。
その後は、一方的に京都に攻め込まれてしまいます。
やはり、京都のパス回しは早くて正確で、しっかりと突破してきますね
町田のパス回しとは一味もふた味も違います。
これだけでもレベルの違いというのは一目瞭然
しかし、そんな事は試合前からわかっていた事であり、驚く事ではありません
前半は何回も崩されながらも、GK修行選手を中心に本当に良く守っていたと思います。
前半はそのまま0-0で折り返せるかと思った44分。
町田が攻め上がったところを、中盤の太田選手がボールを奪われるとパス1本で宮吉選手に抜け出され、そのまま修行選手まで交わされ、ゴールに流し込まれてしまいました
点の取られ方も、取られた時間帯も非常に悪く、後半に引きずりそうな失点となりました。
後半も入りはあまり良くなく、京都にあっさりと追加点を奪われてしまいます。
しかし、攻めなければいけない展開になってこそ、町田はガムシャラにゴールを奪いに行きますので、ようやく町田にもチャンスが訪れる様になりました。
一方的に、とはいかないまでも、徐々に町田の攻める時間が長くなると、試合終了間際に北井選手が値千金のゴール
ホーム野津田で久々のゴールを挙げました
北井選手は野津田で今季3点目ですね
終盤とはいえ1点返した事で、町田は俄然勢い付きますが、反撃もここまで。
結局1-2と京都にシーズンダブルを達成されてしまいます
同じ相手に負けるというのは本当に悔しいですね・・・
しかし、強敵京都相手に、最後は追い詰めるところまでいけた事は良かったと思います
とは言うものの、京都相手に正面からぶつかっても勝てないのはわかっていたと思うのですが・・・
奇策を用いて勝つ事も監督の手腕だと思うのですが、そういう側面はアルディレス監督には持ち合わせていないのでしょうかね
今は何としても結果が欲しいので、どんな戦術でも良いと思うですが、アルディレス監督は理想を崩したくないんでしょうね。
今季の昇格対象は讃岐のみですから、最下位になっても大丈夫かもしれませんが、やはり自力残留を目指したいですよね。
その為には、勝ち点3
これしかありません
次節こそ期待します
京都 持ち前のパスサッカーで辛勝o(^▽^)o
京都としては苦しい試合での勝利となりました
立ち上がりこそ、危ない場面がありましたが、その後は結構安定していたと思います。
先制点も前半終了間際だったので最高の形で取れたと思います
町田は後ろでボールを回すので、中盤からのプレスは絶対的に有効なのはわかっていたと思いますが、今日の試合では、それが本当に良く出来ていたと思います。
さすがは大木監督ですね
中盤でのプレスも、パス回しも素晴らしいですね
後半、駒井選手を投入すると、その駒井選手があっという間に結果を残します。
左サイドに流れたボールを全速力で追いかけると、ボールをタッチライン上で抑えます。
そして、そのまま駆け上がると、今度はエンドライン上でグラウンダーのクロスを上げると、そこに走り込んできたのが中村選手
鋭いシュートが町田ゴールに突き刺さり、鮮やかな追加点を奪取します
駒井選手は本当に足が速いですし、本当に最後まで頑張る選手ですね
こういう選手は流れを変えたりするキープレイヤーになれますから、大事に育てたいですね。
ただ、追加点を取ってからは、やや引き気味になってしまい町田にペースを与えてしまいます。
こういう展開は同点、逆転という事が良くありますから、あまり自分達から引いてペースを渡す事はしない方が良いかと思います。
この試合でも終了間際とはいえ、町田に1点返されてしまい、あわや同点という場面もありました。
そういうところで、京都は勝ち星を落としてしまっていたのかもしれません。
まぁ不安要素を挙げたところで、しっかりと3連勝したわけですから、この勢いのまま一気に上位2チームに入って行きたいですよね
昨年の天皇杯準優勝が偶然でない事を、昇格という形で証明して欲しいです
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