J.LEAGUE DIVISION 2
第14節 町田市立陸上競技場
町田 1 - 6 千葉
03' 町田 0 - 1 千葉 田中佑昌
41' 町田 0 - 2 千葉 藤田祥史
59' 町田 0 - 3 千葉 深井正樹
62' 町田 0 - 4 千葉 田中佑昌
67' 町田 1 - 4 千葉 平本一樹
75' 町田 1 - 5 千葉 藤田祥史
79' 町田 1 - 6 千葉 田中佑昌
HT 庄司悦大 ⇒ ドラガン・ディミッチ(町田)
66' 佐藤健太郎 ⇒ マーク・ミリガン(千葉)
76' 兵働昭弘 ⇒ 佐藤勇人(千葉)
79' 藤田祥史 ⇒ 町田也真人(千葉)
27' 山口智(千葉):危険行為
主審:井上知大(通算70試合)
気候:
気温:22.1℃
ピッチ状態:良芝
観衆:6,173人(完売)
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<試合前データ>
★成績
FC町田ゼルビア
3勝8敗2分 12得点18失点 勝ち点11 18位
ジェフユナイテッド千葉
7勝3敗3分 16得点7失点 勝ち点24 6位
★戦績
FC町田ゼルビア
▲ 1 - 1 甲府(A)
● 0 - 1 松本(H)
○ 4 - 2 横浜FC(A)
● 0 - 1 北九州(H)
▲ 1 - 1 富山(A)
ジェフユナイテッド千葉
● 0 - 1 松本(A)
▲ 1 - 1 富山(H)
○ 2 - 1 北九州(A)
○ 2 - 0 草津(A)
○ 1 - 0 愛媛(H)
★得点ランク
FC町田ゼルビア
1.鈴木崇文:4得点
2.平本一樹:3得点
3.勝又慶典 北井佑季:2得点
ジェフユナイテッド千葉
1.深井正樹 藤田祥史:3得点
2.大岩一貴 マーク・ミリガン 田中佑昌:2得点
3.兵働昭弘 伊藤大介 荒田智之 山口智:1得点
★勝率
FC町田ゼルビア
HOME = 16.67%
AWAY = 28.57%
ジェフユナイテッド千葉
HOME = 66.67%
AWAY = 42.86%
<プレビュー>
3年前から著者が夢にまで見たカード。
町田と千葉がいよいよJの舞台でぶつかる時がきた。
思えば、3年前に町田駅の垂れ幕でゼルビアの存在を知り、興味本位で競技場に行った事がきっかけだった。
Jを目指すゼルビアが、いつか千葉と戦う日が来れば嬉しいと感じていたが、その日が遂にきた。
町田は前節富山に劇的な同点劇を演じられてしまい、勝ち点2を落とした形となった。
ここ最近、ホームではなかなか結果が出せていない。
内容が良いのにも関わらず、結果が出てこない事が悪循環にならなければ良いが・・・。
平本と鈴木崇のコンビは相変わらず良いので、得点を取るならこのコンビか。
逆に、ここを防がれてしまうと得点の匂いがしなくなる。
そうなった時に期待したいのが、鈴木孝だ。
勝又の怪我により、スタメンの座に定着した鈴木孝だが、未だに得点は取れていない。
FWは1点取れれば爆発する可能性もあるだけに、早く1点が欲しい。
一方の千葉は、GW4連戦を3勝1分と十分過ぎる結果を残した。
前節の愛媛戦は疲労からか、苦戦したもののしっかりと1-0で勝ち切った。
これにより、千葉は現在3連勝中。
いよいよ本領発揮という感じになってきた。
注目はFW藤田だ。
栃木戦以降得点は取れていないものの、しっかりとボールを収める技術は素晴らしいものがある。
FWは得点だけではないという典型的な形だ。
得意のニアに飛び込んでのゴールも見たいが、仲間に点を取らせる動きにも注目したい。
初対戦の両チーム。
私的ダービーの幕が切って落とされたが、勝利するのは挑戦者町田か、それとも横綱千葉か。
<それぞれの視点>
町田 屈辱の6失点で大敗(´д`lll)
町田としては、自信を根底から崩される大敗となりました
内容は決して悪いものではありません。
ただ、横綱千葉に正面から堂々とぶつかった結果、完膚無きまでに叩きのめされたというだけだと思います。
これが現在の優勝候補千葉とJ挑戦者の町田との差なんですね
しかし、悲観する必要は無いと思います。
何故なら、前半に関しては、間違いなく町田の試合だったからです。
千葉の高い個人技によるファインゴールで2点リードされはしましたが、ボールポゼッションでは圧倒しておりました。
千葉の深井選手がイライラするくらい回せていました
決定機もありましたし、そこを決めていればもっと拮抗した試合になっていたと思います。
後半立ち上がりに3失点目を喫して、町田の方が攻撃一辺倒になり、カウンターを食らいまくりました。
得点が欲しくても守備をおろそかにしてはいけません。
言ってしまえば、4点目以降はしっかりとケアしていれば防げた失点だったと思います。
今後もこういう展開は考えられます。
その時には、3失点くらいに防いでおきたいですね。
そうすれば、攻撃陣が奮起して勝ち点を拾う事だって可能性は有りえます。
実際に4失点してから、平本選手が1点返してますからね
勝敗の行方は、決定力だったと思います。
しっかり決めた千葉と、決めきれなかった町田。
6失点した守備ですが、細かく上げればプレスを掛ける距離だとか色々あると思いますが、千葉の様なJ1に近いサッカーをしてくるチームを相手にすると、組織で守っても個の力で打開されるという事がわかっただけで収穫はあったと思います。
そして、これだけは絶対に思うのが、相手を恐れてガチガチに引いて守ってカウンター1発を狙って勝利を狙うよりも、町田の様にどこが相手でも自分達のサッカーに自信を持ち貫き通し、その結果大敗した方が将来があると思います
観ている方も攻められっぱなしの試合よりも、攻め合いの方が絶対楽しいですし、魅力的だと思います
町田には、この大敗にショックを受けて、やり方を変えるのではなく、どうしたらもっと高みに行けるかを追求して欲しいです。
まだJ新入生なんです。
何も恐れずに全力で立ち向かって行きましょう
6失点しましたが、最後まで自分達のサッカーを貫き通した町田の選手達を、私は誇りに思います。
千葉 大量6得点で4連勝о(ж>▽<)y ☆
千葉としては、内容が悪い中での6得点という結果でした
結果的には大満足ですが、内容的にはやはり不安が残る試合でした。
町田が積極的に前に出て来てくれるチームだったので、むしろカウンターから大量点を取れましたが、自分達のサッカーが出来たかと問われればNO!ですよね
千葉のサッカーはカウンターからゴールを狙うものなのか
否
千葉のサッカーはしっかりとボールポゼッションして、守られた相手に対しても崩してゴールを取るというのが理想だと思います。
それが、今日の試合では、特に前半はボールポゼッションは完全に負けていました。
田中選手と藤田選手のスーパーゴールがあったから2点リードで折り返せたものの、得点が取れていなければ、逆にやられていたのは千葉の方だったと思います。
その証拠に深井選手はかなりイライラしていましたね
個の力とカウンターから6点取れた事は評価していますが、千葉の理想とする形での得点は一つもありませんでした。
町田の様なしっかりと自分達のサッカーをしてくる相手にこそ、千葉は優位に試合を運び、そして勝たなければいけないと思います。
本当の強さというのは、そういう強さだと思います。
千葉の選手達の技術力を持ってすれば、カウンターからならば、いくらでも点を取る事が出来るのが現実です。
しかし、それは相手が前に出て来てくれなければ成立しません。
残念ながら、J2では千葉が相手だと引いて守ってくるチームが半数以上でしょう。
という事は、今日の様な勝利は何試合もあるとは思えません。
今日の大勝に気を緩める事無く、次節以降もしっかりと戦い更に連勝を伸ばしていきましょう
それから、懸念事項としては山口智選手は、ややお疲れ気味ではないですか
イエローカードを貰ってしまい累積3枚目でリーチですよ。
更にトラップミスから相手にボールを奪われて、決定機を作り出されてしまうなど、今までは考えられないミスを犯しました。
精神的には強い選手でしょうから、おそらく肉体的に疲れが出て来ているのではないかと。
とはいえ、山口智選手の代わりもいませんし、ここは累積による出場停止まで頑張ってもらうしかないですかね
あと、嬉しい出来事もありました。
遂に佐藤勇人選手がピッチに帰ってきました
まだまだ体は重そうでしたが、これからコンディションを上げていってもらえれば、更に選手層が厚くなりますね
早く佐藤勇人選手の後ろから飛び出してきてからのゴールを見たいです
あ、これも忘れてはいけませんね。
田中選手、ハットトリックおめでとうございます
藤田選手も久々にゴールが取れて良かったですね
次節以降も活躍を期待しております
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