J LEAGUE DIVISION 2
第9節 山梨中銀スタジアム
甲府 1 - 1 町田
10' 甲府 0 - 1 町田 下田光平
20' 甲府 1 - 1 町田 ダヴィ(PK)
55' 勝又慶典 ⇒ 鈴木孝司(町田)
55' 堀米勇輝 ⇒ 青木孝太(甲府)
59' 庄司悦大 ⇒ 加藤恒平(町田)
64' 高崎寛之 ⇒ 崔誠根(甲府)
73' 平本一樹 ⇒ 酒井良(町田)
76' 柏好文 ⇒ 片桐淳至(甲府)
09' 田代真一(町田):危険行為
19' 石原克哉(甲府):危険行為
39' 下田光平(町田):危険行為
90' 青木孝太(甲府):危険行為
主審:山本雄大
気候:→
気温:15.3℃
ピッチ状態:良芝
観衆:7,451人
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<試合前データ>
★成績
ヴァンフォーレ甲府
5勝2敗1分 12得点7失点 勝ち点16 4位
FC町田ゼルビア
2勝6敗0分 6得点12失点 勝ち点6 18位
★戦績
ヴァンフォーレ甲府
● 1 - 2 山形(A)
○ 2 - 0 横浜FC(A)
● 1 - 2 北九州(H)
○ 1 - 0 大分(H)
▲ 0 - 0 鳥取(A)
FC町田ゼルビア
○ 1 - 0 熊本(H)
● 1 - 2 京都(A)
● 1 - 2 東京V(H)
● 0 - 2 湘南(A)
● 0 - 3 栃木(H)
★得点ランク
ヴァンフォーレ甲府
1.ダヴィ:7得点
2.佐々木翔 片桐淳至 柏好文 高崎寛之 山本英臣:1得点
FC町田ゼルビア
1.勝又慶典 平本一樹 北井佑季:2得点
<プレビュー>
昨季J1から降格してきた甲府。
城福監督を招聘し、1年でのJ1復帰を目指す。
一方の町田は現在4連敗中。
これ以上連敗を重ねるわけにはいかない。
甲府は得点も取れるが、失点もそこまで多くない。
今日の試合では、攻める甲府、守る町田という構図になりそうだ。
しかし、町田はここ4試合必ず複数失点を喫している。
甲府の強力攻撃陣をどう防ぐか楽しみだ.
一方の甲府は、前節鳥取相手に無得点に抑え込まれてしまった。
自慢の攻撃陣に少し陰りが見え始めたか。
調子を落とさない為にも、複数得点を挙げてしっかりと勝ちたいところ。
<総括>
前半は互いに長所を見せ、シュートを撃ちあう面白い内容だった。
町田はフォーメーションを3-5-2にしてきたが、前半を見ると機能していると言える。
今までは両サイドバックに位置していた藤田と津田をサイドハーフに上げた事により、前への推進力が増した。
その効果が実に良く表れていた。
特に左サイドの津田は何度も攻め上がり、サイドの攻防を有利に進めていた。
そして、前半の早い時間に、ショートコーナーから町田が先制。
下馬評を覆つ町田の調子に甲府は少し後手を踏んだ。
しかし、次第に甲府の方もボールをキープすると、こちらも両サイドバックが上がり出した。
そして、左サイドを突破しようとしたところ、ペナルティーエリア内で井澤が倒されPKを獲得。
このPKをダヴィがきっちりと決めて同点。
前半のうちに同点に戻せた事は上出来だろう。
出来れば押し込んでいた時間帯に逆転したかったが、町田の運動量を見ると後半息切れする可能性が高いので、十分後半で仕留められる。
逆に町田は、後半守備が多くなる事が予想される。
どこで攻撃の為の力を使うか、非常に頭を使わなければならない展開となりそうだ。
後半は甲府が一方的に攻める展開となった。
やはり町田は運動量が落ちてしまい、守備に回る時間が多くなる。
一体何本のクロス、決定的チャンスが甲府に訪れた事か。
それでも、甲府は点取り屋ダヴィが悉く外してしまい、無得点に終わってしまう。
甲府はダヴィの得点が多いので、周りの選手があまり目立たないが、実はダヴィ以外の選手は点を取れていない。
それだけダヴィの得点力に頼っている事になるのだが、逆に彼が点を取れなければ勝てる確率が極端に落ちてしまう事になる。
この試合は、まさしくその典型となった。
町田の方もカウンターを狙っていたと思うのだが、スピードのある勝又を途中交代してしまった為、威力半減となってしまった。
変わって入った鈴木も、そこまで脅威を与える事は無く、それが逆に甲府を前掛かりにさせてしまった要因なのかもしれない。
結局、甲府の猛攻も町田のカウンターも実らず、1-1のドロー決着となった。
<それぞれの視点>
甲府 下位に屈辱のドロー(´・ω・`)
甲府としては勝たなくてはいけない試合でした
前節は鳥取、今節は町田と下位相手の連戦だっただけに勝ち点6を計算していたと思いますが、実際には勝ち点2しか稼げませんでした
立ち上がり早い時間帯でコーナーキックから完璧にやられてしまいました。
ショートコーナーの対応が全く出来ていませんでしたね。
ボールホルダーに寄せる選手もいなければ、中で動きだした勝又選手に二人が引きつけられ、中に入ってきた下田選手には誰も付いていけず、まさかのどフリーでヘッドを叩き込まれてしまいました。
ここまで完璧に決まったショートコーナーを私は観た事がありません。
これは猛反省しなければいけない内容でした。
ただ、失点してからは甲府の時間帯が続き、前半20分に井澤選手がペナルティーエリア内で倒されPKを獲得
これをダヴィ選手が確実に決めて同点
ダビ選手は得点ランクトップの8ゴール目をマーク。
すごいですよね
早い段階で同点に追いつけた事は素晴らしかったと思います。
その後も甲府の方が押し気味に試合は進むものの、なかなか逆転ゴールを奪う事は出来ません。
後半になると、甲府は一気にギアを上げて、町田ゴールに迫ります
しかし、最後の決定力というところで課題が出てしまいました。
ダヴィ選手に何本も決定的チャンスが訪れましたが、全て外してしまいます。
1本でも決まっていれば、大量点も期待できただけに残念でした。
内容では圧倒していただけに、絶対に勝ちたい試合でした。
次節以降、徳島、福岡、湘南と昇格を争う強豪との対戦が待っています。
それを考えれば、この2戦を連勝して、良い流れで強豪連戦に入りたかったところですが、仕方無いですね。
内容は悪くないだけに、決定力というところをいかに克服するかを考えて臨んで欲しいですね
まぁ、ひたすら撃つしか無いと思うのですが・・・
町田 執念の守備で連敗脱出(°∀°)b
町田としてはようやく連敗脱出となりました
立ち上がりは良かったですね
フォーメーションを3-5-2にして、津田選手と藤田選手をサイドハーフに置いた事により、かなり前に出ていけていました。
それに、前線の選手との距離感も良い感じでしたし、良くボールが繋がっていたと思います。
そして、コーナーキックから鮮やかな先制点を決めました
ショートーコーナーから中に飛び込んだのは下田選手
完全にフリーになっていましたね
Jに上がってから一番鮮やかなゴールだったのではないでしょうか
先制点を奪ってからは、町田の時間帯だったのですが、前半20分に甲府にPKを献上。
これを決められ、あっさりと同点にされてしまいました
すると、ここからは甲府に一方的に攻め込まれてしまいます。
後半に入っても、町田は運動量が落ちてしまった為、前半以上に攻め込まれてしまいます。
もはやサンドバック状態でしたね
ただ、甲府が悉く決定機を外してくれたので、何とか1失点で切り抜ける事が出来ました。
内容は別にして、とにかく連敗を脱出できたのは大きかったですね
ただ、2点3点取られてもおかしくなかっただけに、次節までにもう少しボール支配率を上げていって欲しいです。
とにかく、連敗脱出出来て良かったです
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