さいたまダービー!!
J LEAGUE DIVISION 1
第7節 NACK5スタジアム大宮
大宮 2 - 0 浦和
08' 大宮 1 - 0 浦和 チョ・ヨンチョル
27' 大宮 2 - 0 浦和 ラファエル
HT 鈴木啓太 ⇒ 原口元気(浦和)
72' ポポ ⇒ デスポトビッチ(浦和)
82' 東慶悟 ⇒ 深谷友基(大宮)
85' 渡邉大剛 ⇒ 金久保順(大宮)
91' ラファエル ⇒ 長谷川悠(大宮)
76' 原口元気(浦和)
85' 柏木陽介(浦和)
主審:飯田淳平
気候:
気温:12.8℃
ピッチ状態:良芝
観衆:12,709人
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<試合前データ>
★成績
大宮アルディージャ
1勝3敗2分 5得点11失点 勝ち点5 14位
浦和レッズ
4勝1敗1分 9得点4失点 勝ち点13 2位
★戦績
大宮アルディージャ
○ 2 - 1 新潟(A)
● 1 - 4 仙台(A)
▲ 1 - 1 名古屋(H)
● 0 - 3 C大阪(H)
▲ 1 - 1 横浜FM(A)
浦和レッズ
○ 1 - 0 柏(H)
○ 2 - 1 札幌(A)
▲ 1 - 1 川崎(H)
○ 3 - 1 鹿島(A)
○ 2 - 0 神戸(H)
★得点ランク
大宮アルディージャ
1.菊地光将 ラファエル チョ・ヨンチョル 金久保順 長谷川悠:1得点
浦和レッズ
1.マルシオ・リシャルデス:3得点
2.柏木陽介 ポポ:2得点
3.デスポトビッチ 阿部勇樹:1得点
<プレビュー>
4試合勝利が無く、ホームでも勝利が無い大宮。
5戦負け無しで絶好調の浦和。
大宮はリーグ戦6試合全ての試合で失点を喫しているだけに、浦和の攻撃陣をいかにして防ぐかが鍵となりそうだ。
逆に浦和は、無得点は開幕戦の広島戦のみで、あとは必ず得点している。
また、複数失点をしていない事が好調の要因であろう。
ただ、さいたまダービーに関しては、現在の好不調や順位は全く関係無く、良い試合をする。
そして、面白い事に、このダービーは共にアウェイの方が強いというデータがある。
そのデータの通りだと、この試合は浦和優勢で進む事になる。
現在の勢いも考えると、データ通りの展開が予想できる。
大宮としては、浦和の猛攻を耐え、いかにして浦和の守備網を突破するか。
大宮の戦い方に注目したい。
<総括>
前半はどちらかがペースを掴んだとは言えない展開だった。
しかし、2-0で大宮がリードを奪う。
大宮は2点とも左サイドを崩してからの得点であった。
1点目は前半8分。
サイドに開いた東からのパスを受けたチョ・ヨンチョルが、そのままサイドをえぐって遠いサイドのゴールネットに流し込む技有りのゴール。
2点目は前半27分。
やはり左サイドを突破したチョ・ヨンチョルのクロスをラファエルがドンピシャで合わせ、浦和を突き放す2点目を決めた。
これでラファエルは対浦和戦、7試合6得点と正に浦和キラーと呼ぶに相応しい活躍。
逆に浦和もサイドからチャンスを作るものの、悉く弾かれてしまっている。
梅崎が何度かえぐる動きも見せているが、なかなか決定機を作り出す事が出来ない。
コーナーキックも多かったが全てニアサイドを狙っていた。
恐らく、中央は大宮の方が分があると読んでのニア勝負なのだろうが、そこは大宮も流石にケアしている。
大宮サイドでの攻防が多いが、なかなか決定機を作れない展開に、このまま大宮に逃げ切られる可能性も高い。
後半のペドロヴィッチ監督の手腕に期待したい。
後半は浦和が猛攻を仕掛け、大宮を自陣ゴール前に張り付かせた。
いや、大宮は敢えてゴール前に張り付きカウンターを狙っていた。
カウンターも後ろの選手上がらずに、前線のラファエル、東、チョ・ヨンチョルのみで仕掛けていた。
それでもシュートまで持って行けるこのカウンターは脅威である。
浦和も何とか活路を開こうと、サイドから、中央から突破を試みるものの、突破するには至らない。
惜しいシュートもあっただけに、1本でも決まっていれば全く違った結果になっていたかもしれない。
それ以上に今日の大宮の守備意識は素晴らしいものがあった。
しっかりと組織を作り、浦和の猛攻を45分間凌いだのだから、これは大きな自信になるだろう。
今後の大宮の活躍に注目である。
<それぞれの視点>
大宮 戦術決まりホーム初勝利(°∀°)b
大宮としては、遂に対浦和戦ホーム初勝利を挙げました
今までアウェイでしか勝てなかった埼玉ダービー。
その負の歴史に遂に終止符を打ちました
先制点を奪ったのはチョ・ヨンチョル選手
サイドを切り崩すドリブル突破から、鮮やかなシュートでした
更に追加点はラファエル選手でした。
サイドを突破したチョ・ヨンチョル選手のクロスに中で待っていたラファエル選手が長身を活かした見事なヘッドでした
前半のうちに2-0に出来た事は大きかったですね。
ただ、昨年はここから浦和に追いつかれたので、油断はできません。
どちらかというと浦和にボールは支配されるものの、守備が崩れる様な事はありませんでした。
しっかりと浦和を分析してきた成果でしょうね
後半になると、もはや防戦一方の展開に。
浦和の厚い攻撃にどこまで耐えれるか見物でしたが、今日は最後まで崩れませんでしたね
支配率は負けていますが、決定機の数では大宮の方が多かったと思います
結局最後の最後まで堅守が崩される事無く、見事な完封勝利
ホームNACK5スタジアムで浦和から初勝利を挙げました
ダービーを制した事で波に乗ってきそうな感じはしますので、連勝を期待します
浦和 決定機作れず敗戦(TωT)
浦和としては得意なはずのNACK5スタジアムで開幕戦以来の黒星を喫しました
ボールは支配出来ていたんですけどね。
早い時間にやられてしまいました。
ちょっと油断しましたかね
今の浦和の勢いならばリードされても同点、逆転出来ると期待していただけに無得点というのは予想外でした。
大宮はしっかりとした守備、更には柏木選手に対してのマークは非常に厳しく、好きにさせて貰えませんでした
それでも、柏木選手は献身的に動き回りチャンスを演出していたと思います。
浦和はマルシオ選手やポポ選手、柏木選手が絡んでの中央からの突破に魅力があるりますが、この試合では中央はがっちり守られてしまっていたので、サイドの梅崎選手や平川選手を使っての攻撃が多かったです。
しかし、クロスを上げても、高さに不利な浦和はなかなか決定機を作る事が出来ません
サイドの選手がえぐっての攻撃もありましたが、中央は守備の枚数が多いだけにほとんどひっかけてしまいました。
終盤にこそ惜しいチャンスもありましたが、ゴールネットを揺らす事は出来ませんでした
立ち上がりの失点が最後まで響いてしまっての敗戦となりました。
好調な浦和だっただけに、この敗戦は引きずりそうな気がします。
ここから落ちる事無く、しっかりと切り替えて修正して次節の勝利につなげて欲しいと思います
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