先日、私の母の一周忌がありました。。。
その関係でこの1週間ほど、いろいろとバタバタしていましたが、
そこで、あらためて感じたことを書いていきたいと思います。
まずは、『自分の目の前の人を大切に』ということです。
私は2年9ヶ月前に父を亡くしました。
その時に思ったこと。
”会うごとにどこか衰えを感じてしまう父に対して何かしてあげたい。。。”
でも、何をしていいのかよくわかりませんでした。
その時はそのときなりに考え、特に"何"をしてあげる必要はなく、ただ一緒に過ごす時を大切にすればいいんだ。
という結論を自分の中で出したのです。
そんな思いの形のひとつとして、大の阪神ファンである父と一緒に野球を観に行くはずだったのですが、、、
でも、その野球を見に行く5日前に逝ってしまいました。
結局、何もしてあげることが出来なかった。。。という後悔の念が強く自分に突き刺さりました。
でも、自分なりに考えました。
”もういなくなってしまった人にはいくら後悔しようが何も出来ない。。。
で、あれば、その分、生きている人を大切にすることが自分に出来ることなのでは。。。”
それから、私はその気持ちを母に向けました。
旅行にも何回か行きましたし、買い物に行ったり、一緒にテレビドラマを楽しみに観たりもしました。
少しは親孝行らしいことができて来ているかな、と思いながらももっと何かできないか。。。
そう考えてもいました。
しかし、、、
またも嘘のように日帰り旅行を5日後に控えた時に母も逝ってしまったのです。
告別式での挨拶の時に私は言いました。
「どうか、今自分の目の前にいる一人一人を大切にして欲しい」と。。。
目の前の人を大切にするということが究極的にはどんなことなのかは、まだまだ私にもわかりません。
でも、少なくとも『目の前の人を大切に』という気持ちは持ち続けていたいと思っています。
姉達にも、親戚にも、友人達にも、仕事仲間にも、、、
亡き父母へ、、、
あれから、私は少しでも多くの場面で、そんな気持ちを持ち続けていることが出来ているでしょうか?