ザ・キング・オブ・廃墟 『軍艦島』へ☆長崎・軍艦島観光記【7/18編】
おはようございます
話は先々週に遡りますが、あのアジャ井上選手がMVPに輝いた長崎でのフレッシュオールスター(レポ )、その翌日は朝からザ・キング・オブ・廃墟、軍艦島へのクルージングに行ってきました
正式名称としては端島(はしま)というこの島、1890年に三菱が炭鉱としてこの島を開拓、高層鉄筋アパートが立ち並ぶ外観が軍艦『土佐』に似ていることから『軍艦島』と呼ばれるようになったとか
その後1974年に閉山して以後40年間廃墟として放置されていたわけですが、2009年から一般の観光客への公開も始まり、長崎の新しい観光スポットとして人気なんですよね
ちなみに南北が約480m、東西が160mということでとても小さな島なんですが、ピーク時にはこの中に5000人を超す人たちが生活していたとか
軍艦島の場所はこちら…
長崎半島から西に約4.5km、長崎港からは南西に約19kmの沖合いに浮かんでいます
軍艦島へ行くには長崎港からの高速フェリーがいくつか出ており、当日でも席に空きがあれば乗ることができますが、インターネットで予約をしておくのが確実かと思います
会社によっても異なるようですが、ガイド付き往復で大体3000-4000円といったところでしょうか。
そして長崎港を出発するとまずはこちらの女神大橋をくぐり外海へ
この日は天気にも恵まれて、展望デッキで顔や体に風を受けながら海を進むのがまぁ気持ちよかった
そして長崎港を出てから約30分といったところでしょうか、海の上に忽然と姿を現す軍艦島に船上の至るところからおぉ!という歓声が上がります
そして島へ近づいてくると建物の1つ1つがくっきりと見えてきますが、こういう巨大な廃墟を見るのは実は初めてということもあり、しばし見入ってしまいました。
船はガイドの方がずっと説明をしてくれながら、ゆっくりと時間をかけて島の周りを半時計まわりに一周してくれるわけですが、まずは南西部から。
島で一番の高台に建っているのが三菱の管理職向けのアパートで、右の方にポツリと見える屋根付の小さな建物はかつての端島神社、倒壊してしまい祠だけが残っているようです
この大きな建物には小学校と中学校が入っていたそうで、右の方の低い建物は病院だったとか
そしてこちらは島の北東からの長めになりますが、写真で見るよりも実際に見るとホントに何か見たことのない不思議な光景のような気がしました。
建物の多くは昭和初期の建築とのことですが、中には大正時代に建てられたものもあるそうです。
そしてここからは島の反対側のアパートが連立している地区になりますが、思った以上に隣の建物とのスペースがないことには驚かされます
…しかしかつてはここでホントに普通に生活してたんですよね~
そんなことを思いながら、この光景をずっと見つめておりました
そして船はこの端島が軍艦島と呼ばれる所以となった、島が軍艦に見える場所へと移動しましたが、まぁホントに軍艦に見えちゃいますよね
この軍艦島、一部だけ上陸が許可されているのですが、この前の週の巨大台風の影響で桟橋が倒壊してしまい、今回は上陸ができなかったのは残念でした
それでも私が長崎に住んでいるころには実現できなかった軍艦島へのクルージングを、今回ようやく経験できたことはホントによかったです
来年には桟橋の修理も終わってるでしょうし、世界遺産への登録の可能性も高いそうなので、次回の帰省の際にはぜひもう一度ここへ訪れたいと思いました
そんな軍艦島へ、長崎へ訪れる機会のある方はぜひ
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※参考…【軍艦島(wikipedia)】 【軍艦島コンシェルジュ(ツアー)】
【しろ☆くろ旅行記】 …過去の旅行記のまとめ。
【Instagram】 …鍵かけてますがフォローリクエストは受け付けてます。